全日本サラブレッドカップ
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全日本サラブレッドカップ（ぜんにほん-）は、日本の地方競馬である笠松競馬場で行われた競馬の重賞競走である。
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[編集] 概要
1988年にサラブレッド系4歳以上（旧表記）の地方全国交流競走として創設。当時のサラブレッド系古馬による地方全国交流競走は他に帝王賞とオールカマー（どちらも中央競馬所属馬も出走可能）のみであった。
その後、1989年にブリーダーズゴールドカップと名古屋市政100周年記念が創設、1990年に川崎記念が地方全国交流競走になり、1995年の「交流元年」には中央地方全国交流競走が一気に増加した。
そのため、全日本サラブレッドカップの存在意義は薄れ、1994年に休止。 1997年に復活し中央地方全国交流競走となったが、2004年に廃止された。
2005年からは同時期に「笠松グランプリ」として交流規模を東海・北陸・近畿地方に縮小して行われている。
[編集] 歴史
- 1988年 - 創設。出走条件は地方競馬全国のサラブレッド系旧4歳以上馬。距離ダート2500メートル。
- 1994年 - 休止。
- 1997年 - 出走条件を中央地方全国のサラブレッド系旧4歳以上馬に変更。距離ダート1400メートルに短縮。ダートグレードによるGIIIに格付け。
- 2004年 - 休止。
[編集] 歴代優勝馬
2000年以前の優勝馬の馬齢は旧表記。
| 回数 | 施行日 | 開催地 | 距離 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1988年11月23日 | 笠松 | ダート2500m | 10頭 | フエートノーザン | 牡6 | 笠松 | 2:49.8 | 安藤勝己 | 吉田秋好 |
| 第2回 | 1989年11月23日 | 笠松 | ダート2500m | 10頭 | ポールドヒユーマ | 牡7 | 笠松 | 2:45.7 | 青木達彦 | 鈴木良文 |
| 第3回 | 1990年11月23日 | 笠松 | ダート2500m | 10頭 | マツクスフリート | 牝4 | 笠松 | 2:46.2 | 安藤勝己 | 荒川友司 |
| 第4回 | 1991年11月24日 | 笠松 | ダート2500m | 10頭 | タイプスワロー | 牡6 | 笠松 | 2:46.2 | 井上孝彦 | 荒川友司 |
| 第5回 | 1992年11月23日 | 笠松 | ダート2500m | 10頭 | キタシバスペイン | 牡6 | 金沢 | 2:45.8 | 桑野等 | 鷹尾雄治 |
| 第6回 | 1993年11月23日 | 笠松 | ダート2500m | 10頭 | ウットマン | 牡5 | 笠松 | 2:46.9 | 濱口楠彦 | 荒川友司 |
| 第7回 | 1994年11月23日 | 笠松 | ダート2500m | 10頭 | マルブツセカイオー | 牡5 | 愛知 | 2:46.4 | 戸部尚実 | 斉藤弘光 |
| 第8回 | 1997年11月24日 | 笠松 | ダート1400m | 10頭 | トミケンライデン | 牡4 | 笠松 | 1:28.2 | 安藤光彰 | 荒川友司 |
| 第9回 | 1998年11月23日 | 笠松 | ダート1400m | 10頭 | バトルライン | 牡6 | JRA | 1:26.9 | 藤田伸二 | 松田博資 |
| 第10回 | 1999年11月23日 | 笠松 | ダート1400m | 10頭 | マジックリボン | 牝7 | 笠松 | 1:26.6 | 安藤勝己 | 荒川友司 |
| 第11回 | 2000年11月28日 | 笠松 | ダート1400m | 10頭 | ハカタビッグワン | 牡6 | 笠松 | 1:26.5 | 安藤光彰 | 飯干秀人 |
| 第12回 | 2001年11月23日 | 笠松 | ダート1400m | 10頭 | ゴールドプルーフ | 牡6 | 愛知 | 1:25.6 | 河端秀俊 | 今津勝之 |
| 第13回 | 2002年11月26日 | 笠松 | ダート1400m | 10頭 | ヤマカツスズラン | 牝5 | JRA | 1:24.3 | 池添謙一 | 池添兼雄 |
| 第14回 | 2003年11月24日 | 笠松 | ダート1400m | 10頭 | レジェンドハンター | 牡6 | 笠松 | 1:26.1 | 山崎真輝 | 高田勝良 |
| 第15回 | 2004年11月23日 | 笠松 | ダート1400m | 10頭 | ディバインシルバー | 牡6 | JRA | 1:26.6 | 安藤勝己 | 和田正道 |
