助川敏弥
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助川 敏弥(すけがわ としや、1930年 - )は札幌市生まれの作曲家・音楽評論家・雑誌編集者。
1952年東京芸術大学音楽学部作曲科で池内友次郎、荒谷正雄らに師事しながら、1954年日本音楽コンクール作曲部門で第一位受賞する。1957年に卒業し林光、間宮芳生、外山雄三らの作曲家同人「山羊の会」を作る。1960年に「オーケストラのためのパルティータ」で文部省芸術祭奨励賞を受賞したのをはじめとして後々まで数々の賞を獲得。NHKなどの放送番組の音楽を担当したり、出版社勤務などもし、東京大学教養学部講師も勤める。札幌新音楽集団「群」の音楽監督として、ヨーロッパに演奏旅行などもこの頃から経験。日本音楽舞踊会議に入会し、日本現代音楽協会委員に選出され、のち月刊「音楽の世界」機関誌局長を務める。1990年代以降には環境音楽にも手を染めている。現在も東京に住む。
作品は必ずしも前衛的ではなくて保守派といわれるが、数々の受賞歴にもあるように極めて円熟した書法を取る。
最も知られた代表作に1971年の合唱組曲「白い世界」がある。