吉田恭子 (ソプラノ歌手)
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吉田恭子(よしだきょうこ、1969年12月24日 - )は声楽家。ソプラノ歌手。愛知県出身。
[編集] 経歴
国立音楽大学声楽科卒業。同大学大学院オペラ専攻修了。 第40期二期会オペラ研修所を優秀賞を得て修了。 第33回日伊声楽コンコルソ第2位。 第69回日本音楽コンクール声楽部門入選。 第13回奏楽堂日本歌曲コンクール奨励賞。 第5回ラッコニージ国際音楽コンクール、及び第1回ヴィニョーラ声楽コンクールともに1位なしの第2位 など数多く受賞。
1997年よりイタリアへ留学。 パルマのヴェルディオペラフェスティバル主催「ヴェルディオペラスタジオ」にてレネータ・スコット女史に、またプライヴェートでは往年の名ソプラノ、マリア・キアーラ、エウジェーニォ・フルロッティ諸氏のもと研鑚を積んだ。
ミラノにて『セビリアの理髪師』でロジーナを、また『フィガロの結婚』では伯爵夫人で出演の他、イタリア各地でコンサートに出演。
国内では2002年11月東京文化会館に於いて日本演奏連盟主催によるリサイタルを開催し、好評を博す。 2003年2月二期会公演『カルメン』にてフラスキータで出演の後、2004年7月二期会公演宮本亜門演出による『ドン・ジョヴァンニ』にてドンナ・アンナを演じ、堅実なテクニックに裏付けされた表現力で絶賛された。同役では2005年3月新国立オペラ研修所公演でも高い評価を得た。 また、11月にはNHK-FM「名曲リサイタル」にも出演。 12月に兵庫県立芸術文化センター・オープニングシリーズ/佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ『ヘンゼルとグレーテル』に露の精役で出演した。 2006年4月にはペーター・コンヴィチュニー演出で注目を集めるハンブルク州立歌劇場との国際共同制作による二期会公演モーツァルト『皇帝ティトの慈悲』にヴィッテリア役ででも高い評価を得た。 また10月には愛知県文化振興会主催『ラ・ボエーム』のミミ役に抜擢され、ロドルフォ役の市原多朗氏と共演の予定。