周南市野球場
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周南市野球場 | |
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Shunan Municipal Baseball Stadium | |
施設統計 | |
所在地 | 山口県周南市大字徳山427(周南緑地運動公園内) |
開場 | 1971年 |
所有者 | 周南市 |
管理・運用者 | 周南市体育協会(指定管理者) |
グラウンド | 内野:クレー舗装 外野:天然芝 |
照明 | 照明塔:6基 最大照度:投捕間3500Lx 内 野3000Lx 外 野2000Lx |
設計者 | |
使用チーム、大会 | |
JABA徳山大会(社会人野球、毎年4月下旬~5月上旬開催) | |
収容能力 | |
15,000人 | |
規模 | |
グラウンド面積:13,000m² 両翼:95 m 中堅:120 m |
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フェンスの高さ | |
m |
周南市野球場(しゅうなんし・やきゅうじょう)は、山口県周南市の周南緑地運動公園内にある野球場。施設は周南市が所有し、周南市体育協会が指定管理者として運営管理を行っている。
目次 |
[編集] 歴史
かつて旧徳山市には徳山市営毛利球場(1948年完成)があった。旧毛利藩邸の跡地に建設されたもので、球場正面には毛利邸の門がそのまま残された印象的な造りだったが、老朽化に伴い新たに球場を整備することとなり、1971年6月、周南緑地運動公園の敷地内に完成したのが当時の徳山市野球場(とくやまし・やきゅうじょう)である。尚、毛利球場は同年5月16日に閉鎖され、跡地は徳山市文化会館(現周南市文化会館)の建設用地となった。
開場以降、高校野球、中国地区大学野球連盟、社会人野球などの公式戦が毎年行われている。特に毎年ゴールデンウィークには社会人のJABA徳山大会が行われるなど、県内アマチュア野球の中心球場として機能し続けている。
この他、プロ野球のオープン戦が1998年まで広島東洋カープ、1990年と2002年には横浜ベイスターズ(90年当時は横浜大洋)、1996年と2000年には読売ジャイアンツがそれぞれ主催して開催された。公式戦が最後に行われたのは、1990年の日本ハムファイターズ戦2連戦。
2003年4月21日、徳山市が新南陽市、熊毛町、鹿野町と合併して「周南市」となったのに伴い、現名称に改称した。
周南緑地運動公園には野球場の他、陸上競技場、庭球場、プール、アーチェリー場などがあり、徳山地区のスポーツの拠点となっている。外野のスコアボードの彼方には石油化学コンビナートの煙突が林立しており、工業都市・周南を象徴する風景が垣間見える。但しスタンドには屋根は一切ないため、雨傘はもちろん、日除け対策(日傘、日焼け防止クリーム等)を万全にすることが奨められる。
[編集] 施設概要
- グラウンド面積:13,000m2
- 両翼:95m、中堅:120m
- 内野:土、外野:天然芝(バミューダグラス)
- 収容人員 15,000人
- メインスタンド(ネット裏):椅子、内野スタンド(一・三塁側):ベンチ、外野スタンド:天然芝、各5,000人収容
- 照明設備:6基(最大照度:投捕間3500Lx、内野3000Lx、外野2000Lx)
- スコアボード:パネル式