喜多方駅
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喜多方駅(きたかたえき)は、福島県喜多方市字町田下無番地にある東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅。
郡山からの交流電化区間はここまでで、新津方面は非電化となる。管轄もここを境に仙台支社から新潟支社に変わる。
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[編集] 駅構造
- 地上駅。S造平屋造り。駅舎面積約520平方メートル。みどりの窓口設置の直営駅となっている。
- ホームは相対式1面1線、島式1面2線の計2面3線。
- 駅舎内にはみどりの窓口、券売機の他、待合室、売店、自動販売機、トイレ(水洗式)等がある。貸付施設:観光案内所(約30平方メートル)
[編集] のりば
以下の方面別振り分けは定期列車におけるもの。
[編集] 1番線
- 列車の交換がないときは上り下りともこの線を使用する。
- 到着後すぐに折り返しを行う列車が、1番線で直接折り返しを行う場合もある。
[編集] 2番線
上り:会津若松・広田方面 貨物列車 (列車交換用待避線)
下り:新津、新潟方面(列車交換用待避線)
- 機能的には上下とも入線・出発可能。このため会津若松方面からのイベント用臨時列車が折り返しで使うこともある。
- 上り列車の定期入線は5:49発の広田行セメント貨物列車のみで、臨時列車もまれである。
[編集] 3番線
上り:会津若松、郡山方面(折り返し列車留置線)
- 主に郡山直通の列車が使用する。山都方からは線路配線上、入線できない。
[編集] 駅周辺
喜多方市は蔵の町、ラーメンの町として知られ、駅周辺には多くの蔵や喜多方ラーメンの店が建ち並ぶ。
[編集] 利用状況
2005年度の乗車人員は1日平均1,276人である。
[編集] 歴史
- 1904年1月20日 岩越鉄道・若松~喜多方間開業の際に開設
- 1910年12月15日 岩越線・喜多方~山都間が開業
- 1938年8月18日 日中線・喜多方~熱塩間が開業し全通
- 1984年3月31日 日中線が全線廃止。翌日から会津乗合自動車の路線バスに転換
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
[編集] その他
- 「蔵とラーメンで有名な喜多方市の玄関口」として、東北の駅百選に選定された。