四国再発見きっぷ
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四国再発見きっぷ(しこくさいはっけんきっぷ)は、四国旅客鉄道(JR四国)の普通列車が一日乗り放題となる、期間限定の特別企画乗車券(「トクトクきっぷ」)である。
[編集] 歴史
- 1998年10月14日から11月29日まで、「四国全線通行手形」が期間限定で発売。
- 1999年9月6日から12月5日まで、四国全線通行手形が期間限定で発売。
- 2000年1月17日から2月27日まで、四国全線通行手形が期間限定で発売。
- 2000年春、「四国再発見きっぷ」に改称。
- 2000年9月14日から12月3日まで、四国再発見きっぷが発売。
[編集] 通用範囲等
- 基本的には青春18きっぷの地域版であるが、通年発行であることや使用可能な日が週末限定など、一部条件が異なる。
- 発行
- 通年発売。発行日から3ヶ月以内の金・土・日、祝日、振替休日、12/31及び1/2・3に利用できる。
- 効力
- 1枚のきっぷで5回(人)分使用できる。1回分で丸1日乗り放題である。
- JR四国全線(宇多津~児島間及び自動車線を除く。)の普通・快速列車自由席及び土佐くろしお鉄道(窪川~若井間に限る)の普通列車自由席に乗車できる。
- 快速座席指定席は座席指定券を「マリンライナー」グリーン車はグリーン券を要す。
- 夜行快速列車「ムーンライト高知」・「ムーンライト松山」には乗車不可。
- 「サンライズ瀬戸」を含めた特急列車、寝台車等に乗車する場合は、別途乗車券・料金券ともに必要。
- 乗車日が翌日にまたがる場合は、24時を過ぎても途中下車しない限り、乗車列車の最終駅まで有効。
- 有効期限中でも月曜から木曜まで使えない
- 発売額
- 1枚5,500円。1回あたり1,100円。
- 参考として、青春18きっぷは1回あたり2,300円、鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷは1回あたり3,060円。
[編集] 青い四国再発見きっぷ
- 基本的にみどりの窓口で発売されているが、JR四国の一部駅では青い紙の常備券(ナマ券・青券とも呼ばれる)が出される。常備券とマルス端末による発行の券とで効力などの違いはないが、貴重なきっぷであるとして、常備券を扱う駅まで遠方より常備券を買い行く者もいる。
- 主にマルス端末が設置されていない駅での発売だが、利用者が多い一部のマルス端末設置駅でも発売している。
- 一部駅では貴重な収入源となっており固定客も多い。
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