奥田昌道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奥田 昌道(おくだ まさみち、1933年9月28日 - )は、日本の法学者。専攻は民法、請求権の研究。2004年日本学士院会員。元最高裁判所判事。京都大学名誉教授、鈴鹿国際大学名誉教授。2005年(平成17年)4月29日、旭日大綬章綬章。06年(平成18年)6月、ドイツ連邦共和国からドイツ連邦共和国功労勲章,功労勲章大功労十字章を綬賞。
[編集] 略歴
- 1954年 司法試験合格
- 1955年 京都大学法学部卒業
- 1955年 京都大学法学部助手
- 1957年 京都大学法学部講師
- 1958年 京都大学法学部助教授
- 1969年 京都大学法学部教授
- 1970年 法学博士(京都大学)
- 1972年 法制審議会民法部会委員
- 1973年 京都大学法学部長(1985年まで)
- 1992年 京都大学大学院法学研究科教授
- 1996年 京都大学名誉教授
- 1996年 鈴鹿国際大学国際関係学部教授
- 1996年 法制審議会委員
- 1999年 最高裁判事(2002年まで)、鈴鹿国際大学名誉教授
- 2002年 同志社大学法学部特別客員教授
- 2004年 同志社大学法科大学院(ロースクール)教授
[編集] プロフィール
野球好きで、京都大学では草野球の優勝チームに金一封を出していた(同大会は奥田杯と呼ばれていた)ほどの愛好家。また、マラソン愛好家でもある。
[編集] 主著
- 『債権総論』[増補版](悠々社、1992年)(初版、筑摩書房)