富平辰文
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富平 辰文(とみひら たつふみ、1976年2月9日 - )は、日本のキックボクサー。K-1を中心に活動。愛知県出身。身長185cm、体重93.5kg。血液型O型。SQUARE所属。
元々極真会館所属だったが、現在は形の上では正道会館所属。「ミスター闘争本能」「ミスターイエローカード」「JAPANのド根性野郎」などの異名を持つ。武蔵以上の逸材と言われ、期待され続けていたが、他のJAPAN勢同様あまり結果が出せていない。常に相手と真っ向勝負を挑むファイトスタイルは多くのファンの心を掴んでいる。また、対戦相手が強豪であればある程モチベーションが向上する選手でもある。あとは、JAPANで頂点をつかみ、いずれライバルとなるであろう武蔵との差を埋めたいところだ。
2005年のK-1 WORLD GP 2005 in HIROSHIMAでは1回戦で優勝候補とも言われていた天田ヒロミを下し、準決勝で藤本祐介をKOで勝利したが、決勝戦ではボブ・サップと対戦し、判定負け。敗れはしたものの、その戦い方はかなり評価されている模様。
現在大阪で暮らしているためか、お笑いコンビ、ブラックマヨネーズの小杉竜一に街中で偶然出会ったことがあるらしい。
[編集] 戦績
27戦/15勝/12敗/8KO
- 1999年11月22日、鈴木充に1RKO勝ち
- 1999年12月24日、中西陽介に1RKO勝ち
- 2000年1月29日、安部康博に3RKO勝ち
- 2000年5月28日、準々決勝で武蔵に判定負け(北海道立総合体育センターきたえーる)
- 2000年7月30日、ロイド・ヴァン・ダムに2RKO負け(名古屋市総合体育館レインボーホール)
- 2001年1月30日、ミルコ・クロコップに2RKO負け(松山市総合コミュニティセンター)
- 2001年4月15日、モハメド・アリに2RKO勝ち(アクアドームくまもと)
- 2001年6月24日、柳澤龍志に延長戦終了時TKO勝ち(仙台グランディ21)
- 2001年8月19日、準々決勝でノブ・ハヤシに3RKO負け(さいたまスーパーアリーナ)
- 2001年10月8日、シリル・アビディに5RKO負け(マリンメッセ福岡)
- 2002年6月2日、グレート草津に延長2R判定勝ち(富山市総合体育館)
- 2002年9月22日、準々決勝でノブ・ハヤシに延長1R判定勝ち、準決勝で武蔵に判定負け(大阪城ホール)
- 2003年4月6日、チャド・バノンに判定勝ち(山形市総合スポーツセンター)
- 2003年7月13日、レイ・セフォーに5RTKO負け(マリンメッセ福岡)
- 2003年9月21日、準々決勝で堀啓に判定負け(横浜アリーナ)
- 2004年3月14日、ピーター・ボンドラチェックに判定勝ち(朱鷺メッセ 新潟コンべンションセンター)
- 2004年4月30日、準々決勝でケリー・レオに判定負け(アメリカ/ベラージオホテル)
- 2004年6月26日、準々決勝でマイク・ベルナルドに1RKO勝ち、準決勝で天田ヒロミに3RKO負け(エコパアリーナ)
- 2005年6月14日、準々決勝で天田ヒロミに延長1R判定勝ち、準決勝で藤本祐介に1RKO勝ち、決勝でボブ・サップに判定負け(広島グリーンアリーナ)
- 2005年8月12日、準々決勝でスコット・ライティに1RKO負け(アメリカ/ミラージュホテル)
- 2006年5月13日、メルヴィン・マヌーフに1RKO負け(オランダ/アムステルダムアリーナ)
- 2006年7月30日、ポール・スロウィンスキーに判定負け(真駒内アイスアリーナ)
- 2006年11月4日、セルゲイ・グールに延長1R判定勝ち(ラトビア/???)
[編集] 主な獲得タイトル
- K-1 JAPAN GP 2002 第3位
- K-1 JAPAN GP 2004 第3位
- K-1 JAPAN GP 2005 準優勝
[編集] 外部リンク
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