山形オフレールステーション
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山形オフレールステーション(やまがたオフレールステーション)とは、山形県山形市大字漆山2111-6にある日本貨物鉄道(JR貨物)の施設(オフレールステーション)である。
なお、JR貨物の第二種鉄道事業者区間内ではなく、路線も敷設されていないため貨物駅ではない。
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[編集] 概要
山形県村山地方一帯のコンテナを集配し、拠点貨物駅へ発送する役割を持つ。
[編集] 施設周辺
駅周辺は、近年誘致された工場が多い。
[編集] 歴史
従来山形駅で貨物を取り扱っていたが、利用の減少により1996年より貨物列車の発着がない自動車代行駅となった。その後2002年4月1日に仙山線・奥羽本線の第二種鉄道事業が廃止になったことによりJR貨物山形駅は廃止、山形コンテナセンターが設置された。
2004年6月に山形駅構内から現在地へ移転、その後2006年の駅名整理により現在の名称に変更された。JR貨物山形駅は、旅客駅東口の南側にあった。
- 1901年(明治34年)4月11日 - 奥羽本線山形駅が開業。駅において貨物の取扱を開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本・JR貨物の駅となる。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 貨物列車の発着が廃止され、自動車代行輸送が開始される。
- 2002年(平成14年)4月1日 - 仙台駅~山形駅間の第二種鉄道事業が廃止され、JR貨物山形駅は廃止となる。駅構内に山形コンテナセンターが設置される。
- 2004年(平成16年)6月 - 現在地に移転。
- 2006年(平成18年)4月1日 - 山形コンテナセンターが山形オフレールステーションに名称変更。
[編集] 外部リンク
- JR貨物 関東支社 日本通運 山形コンテナ事業所 - 当駅の説明もあり。
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