漆山駅 (山形県)
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漆山駅(うるしやまえき)は山形県山形市大字漆山にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線(山形線)の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎に接するホームには1番線が、奥ののホームには2番線があり、2番線が直線となる一線スルーの構造である。
山形新幹線の新庄延伸工事が開始されるまでは2番線のあるホームの駅舎とは反対側に3番線があり2面3線であった。また貨物輸送用の側線も有しており広い構内であった。現在でも駅舎から離れたほうのホームから駅舎とは逆の方向を見ると草が生えた空き地がある。
駅舎は大きな木造平屋建てで、内部の旅客が立ち入ることの出来る部分には待合所と、無人化されて閉じられたままの窓口がある。簡易型自動券売機が設置されているので近距離乗車券の購入が可能である。2005年の無人化前は、みどりの窓口のない直営駅であった。
[編集] 利用状況
- 2001年度の乗車人員は、1日平均240人。
- 2002年度の乗車人員は、1日平均246人。
- 2003年度の乗車人員は、1日平均228人。
[編集] 駅周辺
- 山形市立出羽小学校
- 山形刑務所 - タクシー約5分。徒歩約20分。
- 山形総合交通安全センター(旧山形免許センター) - タクシー約5分。
- 出羽郵便局
[編集] 歴史
- 1902年(明治35年)11月1日 - 漆山駅開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1997年(平成9年)9月30日 - 昭和シェル石油山形油槽所の専用線が廃止。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 無人化。