岡田晃弥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡田晃弥(おかだ こうや、1947年10月 - )は、宗教家。新宗教系教団崇教真光の教え主代理(次期教祖)。本名岡田 泰六[1]。
父は、書家・手島右卿。
東京都渋谷区出身。1964年7月、16歳で真光教団に入信し、國學院大學文学部(神道考古学専攻)を卒業後に教団訓練部一期生となる。『八坂東明』の筆名で崇教真光の宗教書を執筆するなど教団の活動を支えた。その後1993年に結婚して岡田恵珠と養子縁組。2002年11月に教え主代理に就任し、『正法実践十項目』を提唱して実質的に教団を率いている。
Jリーグ浦和レッドダイヤモンズの岡野雅行は甥にあたる。
[編集] 藤波孝生との関係
リクルート事件で最高裁有罪確定の藤波孝生とは非常に親しくしている。
- 2003年3月度月始祭教示(『崇教真光』誌487号)[3]
- 主神神殿にお参りになられる心ある為政者を支援していく必要があります。…心ある為政者に”神のみ光とみ教え”をお与えすることが必要なのであります。
- 2004年6月度月始祭教示(『崇教真光』誌502号)[4]
- 藤波先生は救い主様の時代から40年に亘りまして一貫して崇教真光をご支援くださっておられます。(拍手)
- 『千古の森に包まれて』(『崇教真光』誌528号)
- 藤波先生は、地元皇学館高校で生徒を前に「民主政治などと言うものは、皆が思い思いのことを言い、自分さえよければよいというようなことでありますならば、全体のまとまりはつかなくなり、世の中は″我″の固まり、エゴイズムの固まりとなって爆発してしまう。そういうことではなしに、自分のことは後廻しにして友達のことを考える。家族のことを考える。皆のことを考える。これでなければ民主主義の世の中というものは成り立たなくなる」…と講演されました。
[編集] 註
- ^ 書家の父を評価する際には出生時の実名『手島泰六』を筆名として用いている(1994年に著した『右卿伝説』は日本文芸大賞書道エッセイ賞を受賞)
- ^ 名誉領事館は崇教真光・京都大修験道場にある
- ^ 月始祭が行われたのは3月3日(リクルート事件江副被告判決の前日)
- ^ 来賓として招かれた上でのスピーチ
[編集] 著作
- 手島 泰六名義
- 『右卿外伝』ISBN 4875033567
- 『右卿復活』ISBN 4875032528
- 『右卿伝説』
- 『右卿幻夢』ISBN 4931445098
- 八坂 東明名義
- 『最後の天の岩戸開き―岡田光玉師の大予告』ISBN 4576970690
- 『天意の大転換―岡田光玉師の大予告<2>』ISBN 4576991035
- 『霊主文明の暁―岡田光玉師の大予告<3>』ISBN 4576007513