川内市
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川内市(せんだいし)は、過去に存在した九州の南西部、鹿児島県の北西部の市。
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[編集] 地理
東シナ海へと注ぐ川内川が市の中央を東西に貫き、その河口が湾状になり市の中部に達している。市の西部、川内川河口の末端には川内港や川内原子力発電所、川内発電所(火力)がある。
市内には京セラの工場がある他、薩摩焼酎(藷焼酎)の産地として知られる。
[編集] 歴史
- 1929年5月20日 薩摩郡隈之城村・平佐村・東水引村が合併し、川内町が発足。
- 1940年2月11日 市制施行で川内市となる。
- 1951年4月1日 薩摩郡水引村を編入。
- 1956年9月30日 薩摩郡永利村・高江村を編入。
- 1957年4月1日 薩摩郡下東郷村の一部を編入。
- 1965年4月15日 薩摩郡高城町を編入。
- 2004年10月12日 東郷町、樋脇町、入来町、祁答院町、甑島四村と合併、薩摩川内市となる。
[編集] 都市名の由来
ニニギ (ニニギノミコト)がこの地に皇居を定めるにあたり、千の台を作るように命じたという故事によるとされる。
古来は「仙台」「千代」とも書かれたが、現在の「川内」が定着したのは江戸時代中期以降である。これは川内川と高城川の内側という意味である。。
[編集] 交通
- 道路
- 鉄道