弘中惇一郎
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弘中 惇一郎(ひろなか じゅんいちろう、1945年10月16日 - )は、日本の弁護士。山口県生まれ。広島修道高等学校、東京大学法学部卒(1968年)。
[編集] 略歴
医療被害と闘う弁護士としてクロロキン、クロマイ各薬害事件や六価クロム職業病事件など多くの薬害事件を担当。人権派弁護士として活躍したが、大きく名前を売ったのは、1984年ロス疑惑で三浦和義の弁護を担当し無罪を勝ち取ってから。「カミソリ弘中」と異名をとり、すご腕弁護士として知られ、その後野村沙知代、村上正邦、鈴木宗男、加藤紘一、花田勝など著名人の代理人を務め、各名誉毀損事件などを手がけた。しかし1996年薬害エイズ事件では、医療加害者側の安部英の弁護を担当、また武富士事件では、武井保雄を弁護し世間から大きな批判を浴びた。現在も叶姉妹などの代理人を務めている。
現在自由人権協会代表理事。
[編集] 著書
- 『検証 医療事故』
- 『刑事裁判と知る権利』
- 『芸能人などの有名人と名誉・プライバシー』
- 『マスコミと人権』ほか
[編集] 外部リンク
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