彼女のカレラ My Favorite Carrera

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彼女のカレラ My Favorite Carrera（かのじょのカレラ）は、週刊プレイボーイに隔週連載されている麻宮騎亜の漫画作品。2004年30号から連載を開始。2006年12月現在、単行本は4巻まで出ている。連載初期は不定期だったが、現在はほぼ一週間置きの掲載となっている。

[編集] ストーリー

主人公の轟麗菜は、父親が亡くなった折、ポルシェ 911(964)カレラRSを相続する。それまで自動車に興味のなかった麗菜だが、父の形見としてポルシェに乗るうちに、次第に興味がわいてくる。時にオーナーズクラブでのツーリングに出かけたり、時にサーキットでの走行会に参加したりといった、麗菜とポルシェの日常を綴るストーリー。

[編集] 登場人物

轟麗菜（とどろき・れいな）: 主人公。青年向け漫画雑誌の編集者。亡父からポルシェ911カレラRSを相続して以降、ポルシェが縁で、様々な人たちと知り合ったり、面白い事にめぐり合うようになる。; のほほんとした性格で、やや天然気味。巨乳の持ち主で、事ある毎に知人から指摘されている。; ネコを白黒二匹飼っている。黒猫がマリアで、額にカエデの葉のような模様がある白猫がメイプル。

岬愛華（みさき・あいか）: 麗菜の従妹。東京の高校に通うために、麗菜のマンションに下宿している。子供の時からカートをやっており、その実力はかなりのもの。ルックスの良さもあいまって、現在はカート界のアイドルとなっている。ゆくゆくは日本人女性初の F1ドライバーになることを目標としている。; 叔母（麗菜の母親）からポルシェ 968・クラブスポーツを借りている。; クールな性格で、物事をはっきり言うため、それが時には麗菜を落ち込ませる事もある。; 年齢は19歳だが、イジメで一年学校に通わなかったため、現在高校三年生。なお、不登校だった頃は、父親のスバルインプレッサWRX STi(2代目中期型）を借り、峠に出かけてバトルをしていた。戦績は145戦144勝1引き分け。

霧島ぱるこ（きりしま・ぱるこ）: 売れっ子の女性漫画家。フェラーリ信者で、自動車はフェラーリと、それ以外のどうでもいい車しかないと思っている。彼女にとっては、フェラーリでなければポルシェもトラックも同じらしい。ポルシェオーナーの麗菜とは当初いがみ合っていたが、仕事上の付き合いから始まり、現在は腐れ縁の悪友同士といった関係である。ちなみに貧乳で、この点でも麗菜を敵視している。; 愛車はフェラーリ 360モデナとフェラーリ・テスタロッサ。

岩浅はじめ（いわさ・はじめ）: 麗菜が担当している漫画家。麗菜とは仕事上の付き合いだが、個人的にも彼女に好意を寄せている。愛車はポルシェ・ボクスター。

桃瀬ユリ（ももせ・ゆり）: 元華族の血を引く天然系アイドル。麗菜とはグラビアの撮影がきっかけで知り合った。; ランボルギーニのコレクターで、ミウラ、カウンタック、ディアブロ、ウラッコ、ハラマ、さらにはイオタレプリカまで所有している。公称19歳だが、実は22歳で、ワインも嗜む（このワインもランボルギーニである）。; 「桃の木王国で生まれて、パパにこの世界に連れて来てもらった」と公言する。その言動は、天然系というより電波系。; 「ユリ」という名前の通りレズで、天真爛漫な素振りを見せつつ、麗菜の体を虎視眈々と狙っている。

カオリ: 麗菜がオーナーズクラブのイベントに出かけた際、峠でいきなり勝負を仕掛けてきた女性。ポルシェの意義はレースにこそあると考えており、親睦会のようなツーリングなど無意味だと批判する。; 本業はAV女優。ある日パーキングエリアで見かけたポルシェに一目ぼれし、それを手に入れるためにAVに出演。現在の生活は全てポルシェを維持し走らせるためのものである。; 愛車はガーズレッドのポルシェ 993RS。ボンネットにシャチのマーキングをしており、ここから「赤シャチのカオリ」というあだ名がついている。; なぜかいつも麗菜に「カオル」と名前を間違えられる。