得点
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得点(とくてん)とは、スポーツ、ゲームなどで点数を得ること。また、その数値のこと。
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[編集] スポーツにおける得点
基本的にほとんどのスポーツでは、試合終了時に、得点の最も高いチームがその試合に勝利したことになる。得点の条件は各スポーツによって異なる。以下に主なものを挙げるが、詳細については各スポーツの項目を参照。
- 野球やソフトボールにおいては、打者がダイヤモンド(一塁→二塁→三塁)を一周して本塁へ生還するごとに得点となる。チームとしての得点の合計によって勝敗を決める。また、個人記録としての「本塁へ生還した回数(アウトになることなく本塁に触れ、チームとしての得点が認められた回数)」も意味する。走者が代走に交代して得点を挙げた場合には、交代前の走者ではなく代走として出場した選手に得点が記録される。打者の個人記録である打点とは異なる。野球の各種記録を参照。
- サッカーやバスケットボール、ホッケーなどにおいては、対戦する2チームそれぞれの陣地にゴールがあり、相手のチームの陣地にあるゴールにボール(またはパック)を入れると得点となる。
- テニスやバレーボール、卓球などでは、主に相手チーム側からのボールを打ち返すことに失敗した場合に、相手側チームの得点となる。
[編集] カードゲームにおける得点
トランプや花札などのカードゲームにおいても、他のプレイヤーと得点を競い合い、その結果ゲーム終了時に得点の最も高いプレイヤーが勝利者となる。ただしトランプゲームの中には、逆に、得点の最も低いものを勝ちとするゲームもある。
[編集] コンピュータゲームにおける得点
コンピュータゲームにおいては、アクションゲームやシューティングゲーム、パズルゲームなどを中心に採用されている。「スコア」と呼ばれることが多い。
得点は、主に敵キャラクターを倒したり、アイテムを入手するなどといった方法で得ることができる。制限時間のあるゲームでは、ステージクリア時の残りタイムが得点に換算されるものも多い。得点が一定値に達することによって、プレイヤーキャラクターの残機数が増えたりするものもある。
また、ゲームオーバーとなるまでにプレイヤーが獲得した得点のうち、特に高い得点の記録を「ハイスコア」と呼ぶ。ゲーム雑誌などではこのハイスコアを競い合う企画なども生まれたが、ウソスコアなどの問題も発生した。
スコアの値が限界数に達することをカウントストップ(カンスト)という。
[編集] 関連項目
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