恋は魔術師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
![]() |
クラシック音楽 |
---|
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ |
ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 |
ルネサンス - バロック |
古典派 - ロマン派 |
近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 |
木管楽器 - 金管楽器 |
打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 |
指揮者 - 演奏家 |
オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 |
宗教音楽 |
メタ |
ポータル - プロジェクト |
カテゴリ |
舞踊音楽《恋は魔術師(西語:El amor brujo)》はスペインの作曲家マヌエル・デ・ファリャがマルティネス・シエーラの台本により作曲したバレエ。彼のもっとも有名な作品の1つ。中でも曲中の『火祭りの踊り』などはとりわけ知られている。
目次 |
[編集] 概要
著名なジプシーの舞踊家のパストーラ・インペリオの依嘱により、歌入りの音楽劇(ないしはフラメンコ)として1914年から1915年にかけて室内オーケストラのために作曲され、1915年4月15日にマドリッドのテアトロ・デ・ララにおいて初演された。この初期稿の上演は、あまり芳しくない評価に終わった。その後1925年になってファリャは、この作品をフル・オーケストラのためのバレエ音楽として改作し、それにあたって内部の再構成も行なったが、メゾソプラノの独唱入りという特徴はそのまま引き継がれた。
[編集] 初期稿(1915年版)
次のような楽章配置になっている。
- 第1場
- 序奏と情景 (→「序奏と情景」および「洞窟の中で」)
- 悩ましい愛の歌 (→「悩ましい愛の歌」)
- 魔法 (→「真夜中(魔法)」
- 一日の終わりの踊り (→「火祭りの踊り」)
- 情景 →削除
- 漁夫の物語 (→「魔法の輪(漁夫の物語)」、朗読の削除)
- 間奏曲 (→「パントマイム」前半部分)
- 第2場
- 序奏 (→「パントマイム」後半部分」)
- 情景 (→短縮されて「亡霊」に)
- きつね火の踊り (→「恐怖の踊り」)
- 間奏 (→第9曲の「情景」に)
- きつね火の歌 (→「きつね火の歌」)
- 失われた愛を取り戻すための呪文 →削除
- 情景 (→「パントマイム」後半部分)
- 魔女のふりをした女の踊りと歌 (→「愛の戯れの踊り」)
- 終曲 (→「終曲~暁の鐘」)
[編集] 楽器編成
[編集] 改訂稿(1925年版)
- 序奏と情景
- 洞窟の中で(夜)
- 悩ましい愛の歌
- 亡霊
- 恐怖の踊り
- 魔法の輪(漁夫の物語)
- 真夜中(魔法)
- 火祭りの踊り
- 情景
- きつね火の踊り
- パントマイム
- 愛の戯れの踊り
- 終曲~暁の鐘
[編集] 楽器編成
[編集] すじがき
El Amor brujo tells the story of Candelas, a gypsy girl, whose love for Carmelo is tormented by the ghost of her faithless former lover. The work is distinctively Andalusian in character with the songs in the Andalusian dialect of the gypsies. The music contains moments of remarkable beauty and originality and includes the celebrated Ritual Fire Dance and the Dance of Terror.