新神戸トンネル有料道路
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新神戸トンネル有料道路(しんこうべトンネルゆうりょうどうろ)は、神戸市中央区二宮町から、北区山田町に至る有料道路である主要市道生田川箕谷線。新神戸トンネル、第2新神戸トンネルの2本のトンネルから成り立つ。神戸市道路公社が管理している。この道路は、神戸中央線として地域高規格道路の計画路線に指定されている。
市町村道としては日本最長のトンネル2本で構成されており、延長は新神戸トンネル(北行)8.5km(トンネル部分7.9km)、第2新神戸トンネル(南行)8.5km(トンネル部分8.1km)である。また、布引側で一部、山麓バイパスと路線を共有している。箕谷ICで北行・南行とも料金を徴収しており、全線でETCが利用可能である。危険物積載車はこの道路を通行できない。
阪神高速道路7号北神戸線(箕谷出入口)と3号神戸線(生田川出入口)との乗り継ぎルートとしても使われている。3号神戸線の混雑時は7号北神戸線を経由して姫路、淡路島・徳島方面への迂回路として利用できる。
トンネル内の制限速度は60km/h、布引と箕谷IC付近の制限速度は40km/h(南行の新神戸駅出口付近は30km/h)。
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[編集] 沿革
- 1971年:慢性渋滞が深刻な兵庫県道15号神戸三田線のバイパス的な道路として神戸市が着工。
- 1976年5月15日:供用開始。
- 1988年:東側に増設した第二新神戸トンネルを南行きとして4車線化。
- 2006年3月30日:布引側を生田川交差点付近まで延伸。
[編集] 出入口
- 新神戸トンネル
- 第2新神戸トンネル
- 箕谷IC(国道428号・阪神高速道路7号北神戸線・兵庫県道15号神戸三田線)
- 新神戸駅出口(新神戸駅付近)
- 神若出口(山麓バイパス・山手幹線)
- 国道2号出口(国道2号・阪神高速道路3号神戸線生田川ランプ)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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