春一番 (お笑い)
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春一番(はるいちばん、1966年8月13日 - )は、神奈川県生まれ、岡山県出身のお笑いタレント。本名は春花直樹(はるはな なおき)。
[編集] 来歴
サラリーマン生活(「甘栗太郎」の社員)を経て、1985年に芸人を志し片岡鶴太郎に弟子入り。1988年NHKテレビのドラマ「翼をください」で芸能界デビュー。アントニオ猪木の物真似(猪木自身が公認している)一本で勝負するスタイルで、春一番自身、猪木信者でもある。酒が大好きで、よく体を壊していた。あまりにも飲みすぎる春一番を見かねて、ビートたけしが自炊するようにと炊飯器をプレゼントしたが、その炊飯器のなかにウイスキーを入れて飲んでいたという。春一番の営業は「1、2、3、ダァー」のかけ声だけでギャラがとれる、最もコスト・パフォーマンスの高い営業だと水道橋博士にギャグにされている。
それまでの猪木のモノマネの定番であった(アゴを突き出し)「何だコノヤロー!」を初めてやらず(要請されれば仕方なくやる事もあるが)、純粋に猪木のトーク(主にマイクアピール)のモノマネを行ったタレントでもある。
ちなみに猪木だけでなく、長州力や山本小鉄のモノマネも出来る。かつて長州は春に会うと「お!会長!」と声を掛けたと言う。
2005年8月8日から12月にかけて、腎不全(病名は肺膿傷)で入院し、手術を受けた。集中治療室に入っていた際、猪木本人の見舞いを受け、「病院で会うのはつまんねぇ。元気になったら飲みに行こうよ」などと激励されたという。一時は命も危ぶまれたが、この猪木の見舞いを受けてから奇跡的な回復を遂げた。実際、猪木には回復後頻繁に会っており、飲みの場に同席しているとのこと。
2006年12月31日、フジテレビの「最強運2006ランキング大検証SP」に出演。仕事が出来るまで回復した事を示す。
アントニオ小猪木に地位を奪われかけている。しかし、猪木モノマネの第一人者であることに変わりはなく、他の芸人が猪木のモノマネをすると「春一番さんのモノマネですか?」と言われることも多い。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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