月光 (鬼束ちひろ)
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月光 | ||
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鬼束ちひろ の シングル | ||
リリース | 2000年8月9日 | |
録音 | 2000年 | |
ジャンル | J-POP・J-ROCK | |
時間 | 15分38秒 | |
レーベル | 東芝EMI・Virgin TOKYO | |
プロデュース | 羽毛田丈史 | |
チャート順位 | ||
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売上枚数 | ||
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鬼束ちひろ 年表 | ||
シャイン (2000年) |
月光 (2000年) |
Cage (2000年) |
月光(げっこう)は、鬼束ちひろの2枚目のシングル。
目次 |
[編集] 解説
2000年8月9日に発売された。作詞・作曲は鬼束ちひろ、編曲は羽毛田丈史。
ドラマの視聴率の高さに加え、「GOD'S CHILD」「腐敗」「効かない薬」などといった衝撃的な歌詞が話題を呼び、オリコンウィークリーチャート初登場30位から11位までランクアップ、10ヶ月近くもチャート内にランクインするロングヒットを記録した。累計売上は50万枚以上を、出荷枚数にして60万枚以上を記録している。これはシングル作品としては自己最高である。
もともとこの作品は2枚目のシングルとしてリリースする予定はなかったが、ドラマのヒットにより急遽シングル化されることとなった(詳細はシングル「Cage」の項を参照のこと)。
この曲のヒットにより、第14回日本ゴールドディスク大賞の「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた(ダブルプラチナ認定のため)。
[編集] 収録曲
- 月光
- ドラマタイアップに起用され、急遽シングルリリースが決定したため、全作品中最も制作期間が短い。後に羽毛田氏はベストアルバム「the ultimate collection」のライナーノーツにおいて、「楽曲のアレンジが3パターン、ピアノのみ、ピアノとストリングスカルテット、バンド、それぞれ存在した。ピアノだけでは強烈な歌詞には脆弱で、バンドでは楽曲の持つ美しさや儚さが損なわれる恐れがあるため、ピアノとストリングスカルテットを採用した」と公言しており、短い製作期間の中でも楽曲の世界観を見出し、こだわりを持って制作されたことが伺える。ちなみにバンドバージョンはボツとなってしまったが、ピアノのみのバージョンは改良の結果、後に1枚目のアルバム「インソムニア」に「月光 (album version)」として収録されることとなる。なお、この楽曲のヒットにより鬼束=月光というイメージが定着してしまったせいで、本人は後に「この曲は嫌い」と発言したこともある。これに関連し、シングル「育つ雑草」がフジテレビ系「めざましテレビ」(2004年9月21日放送)でニュースで取り上げられた際に番組スタッフがこの曲をBGMで使用したいと申し出た際は「昔の曲は使わないで欲しい」と断固使用させなかったという(これが本人の意向であったのか事務所側の意向であったのかは不明)。しかし、復帰ステージとなった2007年3月17日のap bankのライブフェスティバルイベント『AP BANG! 東京環境会議 vol.1』では同曲を歌唱した。
- Arrow of Pain
- 公には「眩暈」が初のラブバラードとなっているが、実質はこれが初めてのラブバラードである。2枚目のアルバム「This Armor」に楽曲の世界観を評価されて収録される異例の事態となり、後に映画の挿入歌としても起用されることとなった。
- 月光 (Inst.)
[編集] タイアップ
[編集] 関連項目
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