李洪志
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李洪志(りこうし,ピンイン:Lǐ Hóngzhì,1951年5月13日 - )は、中国吉林省公主嶺市出身、法輪功(ファルンゴン)の創始者。1996年からアメリカに移住しました。英語圏においては通称にてマスター・リー(Master Li)と呼ばれることもある。
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[編集] 略歴
- 1970年代,中国人民解放軍総後勤部二零一部隊、吉林省森林武警総隊に服役。
- 1980年 妻との間に一子をもうける。
- 1982年 吉林省長春市へと移住。気功師の公認免許を取得。
- 1982年~1991年吉林省長春市粮油公司警備処に勤め。
- 1992年5月13日吉林省長春市で第一期法輪功功法教授クラスを開き、初めて法輪功を伝えだした。
- 1994年12月21日まで、各地気功科学研究会の要請に応じ、中国各地に合わせて54回法輪功教授クラスを開きました。
- 1995年3月13日フランスのパリに初めて海外で功法を伝えだした。
- 1998年4月 家族(妻と一人娘)とともにアメリカ合衆国へと正式に移住、アメリカ永住権を取得。
- 1999年7月22日に『わたくしの声明』を発表し、「わたしたちは、現在中国で起きている危機を解決するため、各国の政府や、国際機構、善良な人々に対して、支持と援助を与えてくださるよう、呼びかけたいと思っています。」と、呼びかけた。
- 1999年7月30日 中国当局によって逮捕令状が出され、国内における全国指名手配を受けることとなる。また、国際刑事警察機構に世界範囲での指名手配を要請したが、国際刑事警察機構はそれに対して、人権及び人道を反したためとして、拒否したという。
- 1999年8月、中国大陸において、反法輪功の宣伝の中に、長春市に高級住宅を所有していた事が発覚との報道。1994年の8月15日に購入契約が結ばれた物件であったという。[1]
[編集] 議論中
生年については複数の説があるが、本人の談によれば1951年5月13日(陰暦4月8日;釈迦牟尼と同じ生誕月日であり、これについて北京政府は『生誕月日の改竄を行ってまでして自己の神秘化を図った』と非難している。これに対して本人は、自らが誕生した時期(1950年代)は社会主義中国が誕生して間もない混乱期であって、戸籍の記載についてなどは間違いだらけであるのが普通であったということ、そしてその後の文革期の『権力側による意図的な戸籍の改竄の多発』という現象を理由に、釈迦牟尼と同じ生誕月日に改竄したとの非難に反論している。同時に、そもそも釈迦牟尼と同一視されること自体、意図するどころか耐えられないことであると述べている。[2])、中国東北部は吉林省の都市公主嶺に生まれる。
[編集] 些事
[編集] 脚注
- ^ 参考文献;『長春市で李洪志の高級秘密住宅が発覚』 - 中華人民共和国駐日本国大使館
- ^ 参考文献;『信者一億人 法輪功の正体―最高指導者・李洪志直撃インタビュー』〔角間隆〕 ISBN 4-09-403691-1
- ^ 参考文献;『CNN.com - Nobel Peace Prize deadline looms - January 30, 2001』(英語) - CNN
- ^ 参考文献;『信者一億人 法輪功の正体―最高指導者・李洪志直撃インタビュー』〔角間隆〕 ISBN 4-09-403691-1
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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