東京都交通局9000形電車
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東京都交通局9000形電車(とうきょうとこうつうきょく9000がたでんしゃ)は、東京都交通局(都電)荒川線用の路面電車(特別仕様)である。
[編集] 概要
2006年(平成18年)3月、東京都交通局は都電荒川線の活性化策の一つとして、8500形以来の新型車両を2007年(平成19年)5月までに2億円の予算を投入し、レトロ車両として1両を導入することを決定した。
車体の塗装はクリームとエンジのカラーで、内装は木目調を採用する。
導入後は6000形(6152号車)以来のイベント車両として運行することや、定期運用や貸切運用にも充当される構想がある。また当形式の投入に関連して三ノ輪橋や庚申塚など一部の停留所の改修(レトロ電車との景観に合わせる目的でガス灯を模した照明の設置)も予定されている。
制御装置は、8500形に続いてVVVFインバータ制御が採用されるが、素子方式は8500形のGTOサイリスタに代わってIGBTとされ、また駆動装置は平行カルダン駆動方式とされる。イメージ的には、同じくレトロ調の熊本市交通局8800形の101号車に近い。
2007年3月にアルナ車両で製造され、同月24日朝に荒川電車営業所に搬入された。現在は、営業に向けて試運転を行っている。なお、試運転中は前面中央上の早稲田方に「試運転中 急停止します」の貼り紙が掲出されている。
なお、当形式は、宝くじの収益金を活用して製造したため、先頭車の右下に「宝くじ号」と表記されている。
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