東大一直線と東大快進撃の登場人物
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当稿では漫画「東大一直線」(とうだいいっちょくせん)とその続編「東大快進撃」(とうだいかいしんげき)の登場人物について記載する。
- 一番最初の作品は「ああ勉強一直線」のタイトルで投稿、掲載されたが、連載は「東大一直線」のタイトルで行われた。単行本では「ああ勉強一直線」を「東大一直線」に改題して最初に収録、二本目から「東大一直線」の連載分が収録されている。当稿では区別の為前者を「ああ勉強一直線」、後者を「連載第1話」の表記で統一する。
- 単に東大と書くと主人公の名前か、作品名の略称か、東京大学か、どれを示すかわかり難いので、それぞれ「東大通」「一直線」「東京大学」の表記で統一する。
- 参考資料として「小林よしのりの異常天才図鑑」に、よしりん企画初代秘書の末永直海が編ざんした「異能天才名簿」が収録されている。ただしワンシーンのみのキャラを収録する反面、レギュラーキャラの未収録もあり、適切な情報とは言い切れない。
- 登場時の単行本巻数は、初単行本化されたジャンプ・コミックスと、小学館コロコロ文庫に従っている。徳間書店版では一冊あたりの収録話数が前者より多いので注意。
目次 |
[編集] シリーズ共通
[編集] 東大通(とうだい・とおる)
- どう見てもアホ、というのは70年代にどの少年誌でも見られたギャグ漫画の主人公だが、自らを天才と信じ、東京大学に絶対合格するという信念を曲げないのが、他の漫画と全く違う点。
- 特徴はまずハゲ頭と日の丸ハチマキ。「ああ勉強一直線」ではハチマキが無く肥大した頭だけだったが、キャラクターアピールにしまりが無かったからか、連載第1話からは「東 ● 大」と書かれたハチマキを着用。2話から東大の文字が取れて、以後半永久的なトレードマークとなる。もう一つの特徴はブタ鼻で、荒く鼻息を吐いたり、鉛筆を突っ込むのは日常茶飯事。
- 服装は勿論、ギャグの為に仮装する時以外は常時学生服。愛用する辞書は「黒ネコの単語」である。
- 性欲も人一倍あり、ワルをまとめる能力も大したもの。漫画評論家の高取英曰く「代議士みたいなやっちゃ」。一人称は福岡弁まる出しの「わい」。
- 瞳がコロコロ変わるのも特徴で、主に「マメの目」「お星様の目」「聖母マリアの目」、中学編末期から人気が出た「シビアな目」等が有名。これ自体が劇中でネタとして使用された事も複数回ある。
- 出生や東京大学を志す事になったきっかけは、4巻において本人の口から語られたが、どう見てもでたらめで、とても信用出来ない。
- 週刊少年ジャンプで行われたキャラクターランキングでは「憎ったらしいキャラクターNo.1」の他、「ついでにとんちんかん」の間抜作をおさえて「アホNo.1」に輝いた事もある。
[編集] 東大家の一族
タイトルの表記は家の表札に書かれているものだが、これは当時公開の映画「犬神家の一族」のパロディ。
- 東大道子(とうだい・みちこ)
- 通のアホぶりにふり回される母。小林の漫画は父子の絆という設定が多いが、本作はデビュー作の為か、例外的に母子である。
- 東大慶次郎(とうだい・けいじろう)
- 通のアホぶりに呆れる父。肩書きは「馬の分株式会社課長補佐」。ファイトだけは認めていた為、東京大学の受験時には、心底から応援をした。ネーミングは小林の父の名らしい。
- 東大進(とうだい・すすむ)、千鶴子(ちずこ)
- 弟と妹。ブタ鼻は通の遺伝だが、性格は真面目で通の面倒を見ている。
[編集] 中学からのクラスメート
- 現役勝(げんえき・まさる)
- 「ああ勉強一直線」では半田学という名前(これは小林の同級生である甲斐よしひろの、学生時代のバンド仲間の名だという。二人の親交については「小林よしのり」を参照)三角顔でいかにもガリ勉タイプだが、中学校生活の合い間には、普通の学生としての顔も見せる。だが地元の名門私立オサール高校(実在するラ・サール中学校・高等学校のもじり)に合格以来、東大通をアホ呼ばわりするセミレギュラーの敵となるが、高校編後半から「快進撃」にかけては頬もこけ、受験の亡者の様な姿になる。そして東京大学合格発表後に…。小林のかつてのクラスメートがモデル。
- 漫画狂太(まんが・きょうた)
- 連載第1話より登場、中学編では東大通と現役の3人でコンビを組む。マンガ家になる夢を捨てず、常にスケッチブックを持ち歩く。しかしマンガの存在に反対する東大通や父からは反発され、受験勉強の負の遺産を背負うキャラとなる。中学卒業時は中央高校受験に失敗、マンガ家を目指す為、福勝高校のデザイン科に進学する(小林は彼のモデルは自分だと言い、現に高校進学のプロセスが小林の学歴とかなり似ている)。だがいちょう会の学外活動を求めてやって来た東大通にあしらわれ、結局とばっちりで退学、チョンマゲ先生の勧めにより仕方なく優秀館高校に編入、東大通や多分とまたトリオを組む事になる。「快進撃」の最終回近くでは、東大通をモデルにした漫画を編集者に見せてバカ受けをとった。
- 多分田吾作(たわけ・たごさく)
- 5巻で初登場。ネーミングは名古屋弁でバカ・アホを意味する「たわけ」と思われる。試験で名前を書き忘れて0点になった事により、東大通は800点の座を初めて奪われたと思い(本当は800位)愕然。中学編では火花を散らす?ライバルとなる。だが東大通を優秀館高校に入れる為、多分にも優秀館受験を依頼。意気投合した2人は高校編で迷コンビとなり、東大通をずっこけさせるアホぶりまで発揮。病気で寝たきりの母と二人暮らしで、好物はトマト。作者自身大変気に入っているキャラだとの事で、その後の小林作品にも「メンぱっちん」等に出演。「いろはにほう作」も多分の発展形だと言う。
- 山田幸四郎(やまだ・こうしろう)
- 風雲流血学館やオサール高で現役達と争うライバル3人組の中で、最も優秀。オサール高で優秀な生徒を選ぶ時は、現役と山田の二人が出てくる。
- 内村勉造(うちむら・べんぞう)
- ライバル3人組の二人目。福岡弁まる出しで喋る。ただ現役を入れた中で三人だけ描く場合、何故か内村だけ出て来ない事が多い。ネーミングは内村鑑三からと思われる。
- 林田統一郎(はやしだ・とういちろう)
- ライバル3人組の三人目。嫌味な喋り方をする。顔のパーツはチョンマゲ先生と同じ。なおこの三人組の初登場は3巻だが、顔自体は連載第2話で登場しており、恐らく新キャラとして出す際、2話のコマから流用したものと思われる。
[編集] その他
- 現役の母
- 息子そっくりの顔をした、金持ちの教育ママ。父は未登場。
- 漫画の両親
- 父はマンガを見つけたら破り捨てる程のマンガ嫌い。狂太がマンガ家になる事に猛反対で、狂太が大学に行く事だけを楽しみにしており、その為にかなりの貯金もしている。母はそんな父と狂太の間で苦労している。高校編でも少し登場。
- チョンマゲ先生
- 名前の通り、何故か頭がチョンマゲ(初登場の第2話では、単なる意味不明のギャグのつもりだった)。中学編では息子や奥さんもゲストとして登場。東大通の母同様、東大通のアホぶりを彼も放ってけず、高校編では優秀館高校にもあえて転任して来た。彼もその後の小林作品に何度か出演している。
- 野上俊介(のがみ・しゅんすけ)
- 現役の家庭教師として年に何回かやって来る、東京大学の学生(卒業生)だが、東大通が絡めば当然ロクな結果にはならない。ネーミングは、当時小林と知り合いになった実在の東大生からだが、同時連載されていた「救世主ラッキョウ」にも、同姓同名で全く違うキャラが登場する。実在の人物を名前ごと登場させたり、同じキャラを違う作品に出す作家はいるが、こうしたケースは珍しい。
- あおい新悟(あおい・しんご)
- この項では唯一、高校編からのセミレギュラー入り。全科目満点で優秀館に合格。だがそれ程の秀才なのに優秀館に進んだ理由は、今の受験戦争を嫌った為であり、東大通に興味を持つ。学生なのに常時くわえタバコ。出演頻度の多い時と少ない時が極端だが、クライマックスとも言えるエピソードには必ず顔を出す。またこの「ロングヘアーのクールな奴」は、「快進撃」の後にヒット作が出なくなった小林苦闘時代、小林漫画の定番キャラとして多数登場する。
- アホウドリ
- 中学編と高校編の間に登場。東大通が「ずんずん」進む時、そのアホを象徴するかの様に、上空でアホー、アホーと鳴く。
[編集] 中学編
[編集] クラスメート
- 上村ゆう子(かみむら・ゆうこ)
- 漫画の彼女で、中学編ではいわゆるヒロイン的存在。中央高校に進学する。ネーミングは浅野ゆう子と思われるが、小林はこうして、女性タレントによく似たの顔と名前のヒロインを劇中に出す事が多い。
- 朝子(あさこ)
- ゆう子の親友で、こちらは現役の彼女。彼女も中央高校に進学する。
- 宇津見阿吾八(うつみ・あごはち)
- 名前通りアゴが大きな顔(初期のエピソードでは、同じ顔をした女子生徒も登場)で、級長をつとめるクラスの良識派だが、中3の級長選挙では悪運が重なり、東大通が級長になってしまう。サッカー部のキャプテンでもある。
- 番長太(ばん・ちょうた)
- フランケンシュタイン顔をした、名前通りの番長。暴力的だが、東大通の前には調子を崩される、中学編の名脇役。柔道部の主将でもある。
- 肝忍愚銀次(かんにんぐ・ぎんじ)
- 機動戦士ガンダムのカイ・シデンがセミロングヘアーになった様な顔をしている、番長グループの一員。ネーミングは「スリの銀次」と思われる。1巻の途中で転校して来たと言及されているが、初登場は連載第2話。カンニングの悪知恵を発揮し、東大通とはテストの度にカンニング勝負となる。
- 藤森(ふじもり)
- 藤森という名を持つクラスメートは2人おり(恐らくこれも当時のクラスメートから拝借したと思われる)こちらの藤森は番長グループの一員でリーゼント。番長グループは彼ら曰く「ボンクラの超一流」たんの壷高校に進学した。
- 藤森茂(ふじもり・しげる)
- こちらの藤森は普通の顔をした生徒。シロという飼い犬を東大通に貸す。
[編集] その他
- 血見太鬼之介(ちみたい・おにのすけ)
- 常にムチや竹刀を持つ、フランケンシュタイン顔の鬼講師だが、生徒に対する彼なりの愛情は持っている。連載第2話に現役が通う昴田(すぱるた)塾の講師としてゲスト出演後、3巻から「風雲流血学館」講師の一人としてレギュラー化。「おぼっちゃまくん」の昴田先生のルーツとも言える。
- 風雲流血学館(ふううんりゅうけつがっかん)塾長
- スパルタ教育で受験親子を食い物にする経営者。「ええがな、ええがな、わっはっは…!」が口癖。血見太も経営にはかなり絡んでいるらしい。
- 受験仮面(じゅけんかめん)
- 学校に何か困った事があった時現れる、受験ヒーロー。東大通が顔の上半分だけ覆面を被った姿で「どこの誰もが知ってるけれど、本人だけが気づいていない」つまり「月光仮面」のパロディ。高校編にも一度登場したが、その時は何故かレインボーマンの様な格好の「銀杏(いちょう)仮面」になっていた(いちょうは東京大学から来ている)これは小林によると「描き捨てで、過去に描いた内容を全然覚えていないから」だと言う。またこうした、正義でなく好き嫌いや私利私欲で行動する反偽善者ヒーローは、その後も「タコちゃん・ザ・グレート」「青年ジェット」など小林の定番路線の一つとなり、「茶魔」にも茶魔自ら扮する、数多くのパロディヒーローが登場した。
[編集] 高校編
[編集] 教師
- 猛毛大造(もうけ・たいぞう)
- 優秀館の校長。「もうけたいぞ」と頑張ったが、優秀館は潰れそうになり、校舎をはじめ可能な限り設備を、東京大学そっくりに作るという独自の教育方針で、生徒を集めようとする。
- 教頭
- つまり校長の片腕。台詞はあるものの、ただいるだけで、個別の活躍は全く無い。
- 剛玉源三郎(ごうだま・げんざぶろう)
- 生活指導主任で、暴力をふるった東大通を停学にしたり、規律の乱れている太金や飯加を厳しく見張る。でも東大通のアホに勝てる訳がない。またこうした、顔から眉まで何もかも四角い顔は、高校編からヤンジャン時代までの、小林の典型的脇役の顔パターン。
- 沢木耕四郎(さわき・こうしろう)
- 東大通が二年の時、12巻で転任してきて担任となった、若い教師。若さと情熱で東大通にぶつかって行くが、いつもうまく行かず、チョンマゲ先生にたしなめられる。ネーミングは沢木耕太郎か?
[編集] いちょう会
- 黒岩ケンジ(くろいわ・けんじ)
- 無類のバイク狂いで、いつでもサングラスと私服まる出しでバイクに乗っていないと気がすまない。いちょう会結成後は東大通・多分と新トリオを組むが、漫画が優秀館に転校してからは順番を譲る。バイクを使って東大通を運ぶ演出も多い。
- 太金玉男(ふとがね・たまお)
- 猛毛校長の息子で、父のコネで優秀館に入学するが、入試時にカンニングをしたのがバレて東大通に睨まれ、ご機嫌とりの為にいちょう会に入る。なお親子で苗字が違うが、小林によると、父が出てから息子が出るまで、苗字が変わるという設定は計算済みだった、と慌てて語っていた…(勿論真相は、小林が忘れていただけの話である)ネーミングは当時人気のあったタレント、ふとがね金太と思われる。
- 飯加減太(いいか・げんた)
- 東大通の一年下の後輩として、太金と共にいちょう会に入会。見るからにゴマすりとおべっかの塊。太金とは迷コンビ。
- 金小根強歯(かねこね・つよし)
- 東大通の一年下のいちょう会会員。医者の息子で、何でも金で買収しようとする。なおこうした「何でも金で解決しようとする」キャラは他に津田英治(つだ・えいじ)というキャラも二回登場しており、いずれも後の御坊茶魔をほうふつさせる。
[編集] 栄光寮
- 丹下勉(たんげ・つとむ)
- 東大通が入った寮の鳳凰の間の同室仲間で、東大通の一年上。顔は東大通とフランケンシュタイン顔の合体。極度の潔癖症で、すぐ風呂に入る。だが実は漫画とは中学時代からの漫画同人仲間で、しかも少女漫画家志望。
- 鶴岡筋道(つるおか・すじみち)
- 筋を通さないと気が済まない寮長。モデルは鶴田浩二の様にも見える。以上二人はすぐに忘れ去られた。
- 広谷(ひろたに)先輩
- 栄光寮で東大通の一年上の先輩。暴力的支配的で、生意気な東大通にも牙を向くが、東大通のアホな復讐に勝てる訳がない。
[編集] その他の学生
- 大勉強四郎(だいべん・きょうしろう)
- 東大通の一年上の先輩。長い鉛筆を一回しすると、どんな問題でも解けてしまう「円月回答法」の使い主(円月殺法の眠狂四郎のパロディと思われる)だがシリアスだったのは初登場回のみで、二回目以降は単なるギャグキャラ。東大通の邪魔で大学も不合格になってしまう。
- 増本陽子(ますもと・ようこ)
- 寮の文化祭で、ゆう子と朝子が連れてきた、中央高校の友達。東大通は一目ぼれするが、股間を見られたりスケ番グループのリーダーと勘違いしてしまったり、結局はうまく行かなかった。本人は極めて健気。モデルは松本洋子か?
[編集] 豚出(とんでる)女学園
- 浅野香織(あさの・かおり)
- 進学の為、優秀館やオサールから模範受験生を招待した、豚出女学園の生徒。東大通に興味を持つが、それは前回の模擬試験で東大通が一位だったからと言う、秀才少女。だがその後は沢木先生の事が好きになった。
- 高嶺野花子(たかねの・はなこ)
- 香織の同級生。鼻の穴が横に開いたぶさいくな顔(これは「救世主ラッキョウ」の由田と同じ顔パーツ)だが、多分とは相思相愛。
[編集] 上京シリーズ
- 吉野正弘(よしの・まさひろ)
- 現役(と東大通)が東京の駿成ゼニナールに通う際、現役と知り合い、東京大学進学研究会を結成した、東京の高校生。東京大学仏文科を目指す(これは小林も福岡大学フランス語学科だった事がモデル)
- 三人目の駿成ゼニナール受講生(名前が出ていない)
- 現役、吉野と知り合った東北の高校生で、なまりがある。東大通も東京大学進学研究会に無理矢理入会するが、退会させられてしまう。
- 田辺合格(たなべ・ごうかく)
- 駿成ゼニナール一番の名物講師で、生徒を「合格!合格!」と褒めちぎりながら授業をする。モデルは田辺一鶴。
- 東大寺公子(とうだいじ・きみこ)
- 東大通が居候した家の娘。遠い親戚(母曰く「うちの実家の、あによめの妹の、とついだ先の、だんなの、いとこの、むすめさんの、となりの家の、親せき」)らしい。体が弱く(幼少時代の小林の体験からか)また視力も弱いので、東大通が凄く美形に見える。家が神田神保町と言う設定は、集英社のある場所。
- 東大寺野呂和(とうだいじ・のろかず)
- 公子の父。うさん臭いと思っていた東大通を、公子から切り離そうとする。当時のジャンプの名物編集者の一人、ノロ和(のろかず)こと中野和雄がモデル。
[編集] 東大快進撃
- 安田三四郎(やすだ・さんしろう)
- 東大通が第2話で出会った、もう一人の験勉鬼。頭に大きな学帽をかぶっており、知識ヶ丘では多分のクラスメート。東大通との違いは、小林漫画でよく出て来る赤貧家庭である事…なのだが、彼もいつの間にか忘れ去られてしまい、ラストシーンにも出なかった。ネーミングは優秀館高校にも作られていた、安田講堂と桂三四郎池から。
- 上村純(かみむら・じゅん)、長岡哲雄(ながおか・てつお)、宗恵美子(そう・えみこ)
- 知識ヶ丘の最優秀学生達で、それぞれ「全教科むらなく点のとれる」「主要五教科で抜群の成績」「美女にして才媛」。現役や山田以上に東大通を見下す態度をとる。宗は色じかけ要員として出演頻度がやや高い。
- 点取満太郎(てんとり・まんたろう)
- 「一直線」最終回近くに、前回模試高得点者として登場。点数と成績に異常な執着心を見せ、「快進撃」では知識ヶ丘の生徒として登場。ただし「一直線」の時の特徴的な頭の飾りが「快進撃」では省かれている。
- 担任教師(名前はない)
- 1巻後半から登場。ヤング誌らしく?教師らしからぬファッショナブルな外見。ただ「一直線」のチョンマゲ先生達と比べると、教師としてのキャラは余り立っていない。
- 角南(すなみ)
- 夏の強化合宿を担当した角南塾の塾頭で、中学編の血見太と同一路線のキャラ。東大通の態度に文句を付け、縛り付けたまま「二週間の禁勉強」の罰を与える。この結果東大通は勉強どころか、知的生命としての人格を全て失う、人生最大の危機に陥った。登場は一期だけなのが残念。
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