松田卓也
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松田 卓也（まつだ たくや、1943年3月12日 - ）は、大阪府大阪市北区天神橋筋出身の天文学者、宇宙物理学者。理学博士。
大阪市立小松小学校、大阪市立瑞光中学校、大阪府立北野高等学校を経て1965年京都大学理学部物理学科卒業、1970年京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。学部生時代～大学院生時代は天体核物理学研究室の林忠四郎の下で学んだ。母校の助手を経て1973年助教授となり、2006年現在神戸大学理学部教授。
専門は近接連星系における降着円盤の流体数値シミュレーション、気体分子運動論など。また最近では軌道計算で使うMATLABや、流体シミュレーションに使うFEMLABにも興味をもつ。
専門以外では、疑似科学批判を活発に行っている。
プレゼン道の開拓者。独自の語り口で独自の理論を展開する。松田の弟子に東北大学教授の二間瀬敏史がいる。
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[編集] 著書
[編集] 単著
- 『宇宙とブラックホール』（恒星社厚生閣 現代天文学講座 1980年）
- 『宇宙と星の基礎知識・星の一生についておしえて下さい』（講談社 1983年）
- 『これからの宇宙論』（講談社 ブルーバックス 1983年）
- 『時間を逆流する世界』（丸善 1987年）
- 『人間原理の宇宙論』（培風館 1990年）
- 『時間の本質をさぐる』（講談社 講談社現代新書）
- 『最新アインシュタイン論』
- 『スーパーコンピュータが明かす宇宙の本質』
- 『アインシュタインは正しかった』
- 『降着流と降着円盤』
[編集] 共著
- 『相対論的宇宙論』（佐藤文隆との共著 講談社 ブルーバックス 1974年）
- 『進化する星と銀河』（講談社 ブルーバックス 1977年）
- 『現代天文学小事典』（講談社 ブルーバックス 1983年）
- 『ビックバンからブラックホールへ』（岩波書店 星の世界をたずねる 1984年）
- 『科学者たちのまじめな宇宙人探し』（石原藤夫・大島泰郎・寿岳潤・滝沢守・平林久・森本雅樹・横尾広光との共著 立風書房 1990年 ISBN 4-651-74508-3）
[編集] 訳書
- 『重力波のなぞ』（P.C.W.ディヴェィス著 岩波書店 岩波現代選書 1981年）
- 『ブラックホールの崩壊』（P.C.W.ディヴェィス著 岩波書店 岩波現代選書 1983年）
- 『アインシュタインのおもちゃ』（A.ズィ著 TBSブリタニカ 1992年）
