板倉東洋大前駅
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板倉東洋大前駅(いたくらとうようだいまええき)は、群馬県邑楽郡板倉町朝日野1丁目にある、東武鉄道日光線の駅である。
日光線唯一の群馬県の駅であり、東武鉄道で初めて駅名に大学名が付いた。地元請願によって建設された駅である。開業時からの快速停車駅。伊勢崎線の館林駅からも自動車で15分くらいの距離にある。
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[編集] 駅構造
1・2 | ■日光線(上り) | 南栗橋・東武動物公園 新越谷・北千住・浅草方面 |
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3・4 | ■日光線(下り) | 栃木・新栃木方面 |
[編集] 利用状況
- 1日平均の利用客数は4,288人である(2005年度)
[編集] 駅周辺
- 駅近くにある1日わずか500円で利用出来る板倉町営駐車場「町民の森」が好評である。
- 東口、西口がある。メインは西口である。東口は開設約5年後に道路整備がされた。
- 駅開業前は、駅付近はコスモス畑となっていた。
- 板倉ニュータウンの分譲も継続中である。東洋大学生アパートは東口に集中している。
[編集] その他
- 当駅は快速停車駅であるが、2006年3月18日のダイヤ改定を持って、従来の快速は一部を除いて区間快速化され日中に当駅から東京方面へ向かう料金不要の速達列車が消滅した上に当駅には特急も停車しないため、当駅を含む区間では各駅に停車する列車しか停車しないことになっている。そのため板倉町と東洋大学は半蔵門線直通の急行電車を4駅南の南栗橋駅から当駅まで延長するように要望しているが、ホームの延長工事が必要となるため、東武鉄道が難色を示している。しかし、当駅を地元出資で建設する際に料金不要の速達列車を停車することを条件としていたため、地元では「東武鉄道の約束違反である」という声が上がっている。