桂小文枝
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桂 小文枝(かつら こぶんし)は、上方落語の名跡。現在は空き名跡となっている。
- 初代 桂小文枝(1864年 - 1910年12月24日)は、後の3代目桂文枝。
- 2代目 桂小文枝(1988年(逆算)-1931年1月9日)は、初め初代桂枝雀門下で初代桂雀三郎を名乗る。1911年3月16日、師・枝雀と袂を分かち、2代目三遊亭圓馬の尽力で2代目小文枝を襲名し、三友派に加入。美声の持ち主で音曲に通じ、『三十石』が得意ネタであったという。3代目桂萬光は実兄。本名: 豊田卯之松(卯三郎とも)。法名: 釋文遊。享年53。
- 3代目 桂小文枝(1930年4月2日 - 2005年3月12日)は、後の5代目桂文枝。