死神博士
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死神博士(しにがみはかせ)
- 石ノ森章太郎原作の仮面ライダーシリーズに登場するキャラクター。本項で詳述する。
- 石ノ森章太郎原作の秘密戦隊ゴレンジャーに登場するキャラクター。
目次 |
[編集] 人物
本名、イワン・タワノビッチ(平山亨氏の付記設定よるものであり、作中では、本名不明)。
設定では、第2次世界大戦中、ナチスに捕らえられたロシア人であり、その頃に、改造手術の多くを学んだとされている。
ヨーロッパ各地で指揮官として戦果を残す一方、怪人の製造にも功績を挙げた。
第40話でスイス支部より日本に着任した。前身はナチスドイツで臓器移植の研究をしていた科学者で、白のスーツに黒マントという吸血鬼のような服装がトレードマークで、特に障害がないにもかかわらず車椅子を愛用する倒錯的な一面がある。また、科学者でありながらも、占いや催眠術にも精通。戦闘の際には大鎌を用いる。
[編集] 『仮面ライダー』での死神博士
- 『仮面ライダー』40話から52話までと劇場版第1作と61話、63話、68話に登場。
ショッカースイス支部の支部長であったが、ゾル大佐の死により、ショッカー最高幹部として、ショッカー日本支部支部長に就任する。多くの強力怪人を作って大規模な作戦を展開したが、仮面ライダー1号と2号によって阻止され続け、南米支部に転任となった。その後も強力怪人を携えて何度か来日したが、立花藤兵衛をトレーナーとして、仮面ライダーの弱点を探ろうとし、イカデビルへと変身し闘うも、逆に、自身の弱点を知らせるチャンスを造ってしまい、その弱点である頭部を破壊され倒される。
[編集] 『仮面ライダーV3』での死神博士
- 『仮面ライダーV3』27話と28話に登場。
当時【デストロン】大幹部であったドクトル・Gの補佐をするといった形で、大阪地区の作戦指揮を行うことになっていたが、V3によって阻止される。 死の直前まで、作戦の行方を案じていた。
[編集] 『仮面ライダーSPIRITS』での死神博士
- 魂の無い存在としての再生された死神博士
- 魂の無い存在として再生される。月刊マガジンZ2007年2月号において、ゾル大佐、地獄大使とともに登場、かつての直属怪人ナマズギラーらを率いてライダーと戦うシーンが描かれたが、セリフはない。
[編集] 『HERO SAGA』での死神博士
- 『HERO SAGA』『MASKED RIDER EDITION』の『ここより永遠に』に登場。
捕らえた本郷の強化改造を行う。
[編集] 『仮面ライダー THE FIRST』での死神博士
ショッカー幹部の一人。他の男女の幹部と共にモニターから改造人間に指示を出す。
映像は『仮面ライダー』からの流用だが、死神博士とは明記されず、改造シーンなども登場しない。ライダーの死を待てぬという趣旨のセリフが存在する。
[編集] 『仮面ライダーSD』での死神博士
グランショッカーを率いる魔神大首領の正体として登場。
[編集] 『仮面ライダー倶楽部 激突ショッカーランド』での死神博士
[編集] 『仮面ライダー 正義の系譜』での死神博士
邪眼によって復活させられ、1973年に地熱発電所内で仮面ライダーV3と戦う。第5章後半からは、彼の手によって強化された戦闘員とザンジオーが現れる。また、自身もイカデビルへと変身して戦った。