永大産業サッカー部
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永大産業サッカー部（えいだいさんぎょうさっかーぶ）は、山口県平生町に存在したサッカークラブ。1972年創部、1977年廃部。
1972年、大阪府に本社を置く建材メーカーの永大産業のサッカー部として創部。工場のあった山口県平生町を本拠地としていた。また、前年に休部した名古屋相互銀行所属6選手の受け皿にもなった。
よく整備されたグラウンドを持ち、短期間でJSLに昇格した。1974年後期以降は加わったジャイロ、ジャイール、アントニオのブラジル人トリオの活躍により躍進。同年の第54回天皇杯では決勝進出している（釜本邦茂擁するヤンマーに1対2で惜敗）。1975年にはセルジオ越後がコーチに就任し、トップチームの指導のみならず地元の少年サッカーの指導にもあたった。
しかし1977年3月に、会社の業績悪化のため廃部が決まった。サッカーを続ける意思のあった選手たちは本田技研や東芝へと活動の場を求めた。
[編集] 略歴と主なタイトル
- 1972年 1月、創部。全国社会人サッカー選手権大会優勝
- 1973年 JSL2部昇格
- 1974年 JSL1部昇格
- 1975年 セルジオ越後がコーチに就任
- 1976年 永大サッカー部に改称
- 1977年 3月、廃部
[編集] 順位
- 1973年 - JSL2部 1位
- 1974年 - JSL1部 9位
- 1975年 - JSL1部 5位
- 1976年 - JSL1部 7位
[編集] 永大産業サッカー部に所属した主な選手
- ジャイロ・マトス
- ジャイール・ノバイス
- アントニオ・ペレ
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