ホンダFC (サッカー)
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| ホンダFC (サッカー) | |
| 原語表記 | 本田技研工業株式会社フットボールクラブ |
|---|---|
| 愛称 | ホンダFC |
| クラブカラー | 赤 |
| 創設年 | 1971年 |
| 所属リーグ | 日本フットボールリーグ |
| 所属ディビジョン | 3部 |
| ホームタウン | 浜松市 |
| ホームスタジアム | ホンダ都田サッカー場 |
| 収容人数 | 4,000 |
| 代表者 | 佐藤博 |
| 監督 | 石橋眞和 |
ホンダFC（―えふしー、Honda FC）は、静岡県浜松市中区に本拠を置く社会人サッカークラブ。正式名称は本田技研工業株式会社フットボールクラブ。
目次 |
[編集] クラブの概要
ホームタウンは静岡県浜松市。ホームスタジアムはホンダ都田グラウンドで、小さいながらもクラブ自身が所有する自前のスタジアムである。過去に2度Jリーグクラブ化のプランがあったが、いずれも実現していない。Jリーグクラブへの移行の意思が確認されないアマチュアクラブとしては最強豪クラブであり、Jリーグ入りを目指すクラブにとっては「Jへの門番」とも言える存在である。長年に渡って上位の座は譲っていないが、ここ数年は、Jリーグ入りを目指すクラブに押されて成績が出ない。又、育成システムもJリーグクラブに引けを取らない物を所有している。
[編集] クラブの歴史
母体は社会人クラブ、本田技研工業浜松サッカー部。1971年結成。1972年に静岡県リーグ、1973年には東海社会人リーグ、1975年には日本サッカーリーグ2部に昇格。1981年には日本サッカーリーグ1部に昇格し、以降1992年に日本リーグが終了するまで、トップカテゴリに定着し続けた。
国内のトップカテゴリが日本リーグからJリーグへ移行するのに際して、90年代初めに埼玉県浦和市（現・さいたま市）をホームタウンとして、本田技研狭山サッカー部（現・ホンダルミノッソ狭山）と統合して浦和ホンダウィンズとしてJリーグへ参加する事を検討したが、本田技研本社側の本業主義（自動車関連事業以外は参戦しない）を貫きたいということから見送った。
本田技研がJリーグへの参加を見送った事から、Jリーグへの参加を熱望していた選手を引き止めておく事が出来なくなり、さらに監督の宮本征勝もJリーグに参加した鹿島アントラーズへと移籍していった。
その後1992年のJリーグ開幕に伴う下部リーグ再編により、本田は旧JFL・J1（ジャパンフットボールリーグ1部）に配属されたが、10チーム中の9位で旧JFL2部に陥落。1993年は旧JFL2部で優勝したが、旧JFL1部から2チーム（ベルマーレ平塚、ジュビロ磐田） がJリーグに昇格したことにより、リーグ自体が16チームによる1リーグ制に再編され、一部を除く他のJFL2部参加チームとともに1994年シーズンのJFLに参加した。
1996年には当時優勝候補で、Jリーグ入りの態度を鮮明にしていたヴィッセル神戸や鳥栖フューチャーズを押しのけて本田はJリーグ準会員チーム以外では初めてのJFL優勝を達成した。この頃、浜松市をホームタウンとする浜松FC(仮称)としてJリーグ加入を計画し法人化を前提とした上でJリーグ準会員の資格を得たが、浦和の時同様本田技研本社側の本業主義を貫くことや地元行政の協力が取り付けられなかったこと、またホンダ都田サッカー場のJリーグ規格への作り変え工事に巨費がかかってしまうために結局見送られ、Jリーグ準会員の資格を取り下げることなった。
1999年から新JFL（日本フットボールリーグ）にそのまま参戦。最初の2年間は横浜FCの連覇に屈したが、自らも2001、2002年（同年ホンダFCに改名） と2年連続優勝を達成した。
[編集] 戦績
| 年度 | 所属 | 勝点 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 順位 | 数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1999 | JFL | 50 | 24 | 18（延勝5） | 1 | 5 | 69 | 34 | +35 | 2位 | 9 | |
| 2000 | 49 | 22 | 17(延勝2） | 0 | 5 | 51 | 29 | +22 | 2位 | 12 | ||
| 2001 | 71 | 30 | 22 | 5 | 3 | 74 | 19 | +55 | 優勝 | 16 | ||
| 2002 | 41 | 17 | 13 | 2 | 2 | 39 | 14 | +25 | 優勝 | 18 | ||
| 2003 | 67 | 30 | 21 | 4 | 5 | 73 | 40 | +43 | 2位 | 16 | ||
| 2004 | 62 | 30 | 19 | 5 | 6 | 64 | 36 | +28 | 2位 | 16 | ||
| 2005 | 56 | 30 | 17 | 5 | 8 | 59 | 37 | +22 | 5位 | 16 | ||
| 2006 | 83 | 34 | 26 | 5 | 3 | 77 | 36 | +41 | 優勝 | 18 |
[編集] 出身者
- 倉田安治（→読売クラブ）
- 勝矢寿延（→日産自動車）
- メシアス
- マラカジャ
- ミゲル
- ジオリット
- ロベルト
- バウテル
- 北澤豪（→ヴェルディ川崎）
- 本田泰人（→鹿島アントラーズ）
- 長谷川祥之（→鹿島アントラーズ）
- 内藤就行（→鹿島アントラーズ）
- 黒崎久志（比差支）（→鹿島アントラーズ）
- 関塚隆（川崎フロンターレ監督）
- 村主博正（→サガン鳥栖）
- 宇留野純（→ヴァンフォーレ甲府）
- 古橋達弥（→セレッソ大阪）
- 石川康（→ヴェルディ川崎）
- 水原大樹（→横浜FC）
- 江川重光（→名古屋グランパスエイト）
- サンドロ（→東京ガス）
- 呂比須ワグナー（→ベルマーレ平塚）
- マルクス（→アルビレックス新潟）
[編集] 関連チーム
- ホンダルミノッソ狭山FC（埼玉製作所のサッカーチーム）
- ホンダロックサッカー部（JFL）
[編集] 外部リンク
| Honda FC - 2007 |
|---|
| 1 川口剛史 | 2 岩渕智映 | 3 石井雅之 | 4 安部裕之 | 5 川島啓吾 | 6 田阪祐治 | 7 増田勝文 | 8 西望実 | 9 新田純也 | 10 関雅至 | 11 鈴木弘大 |12 中村元 | 13 堀切良輔 | 14 桶田龍 | 15 吉村和紘 | 16 土屋貴啓 | 17 牧野泰直 | 18 糸数昌太 | 19 柴田潤一郎 | 20 河住一仁 | 21 清水谷侑樹 | 22 小栗巧 | 23 川島大樹 | 24 鵜飼宏長 | 25 西岡竜兵 | |
| 監督 石橋眞和 | クラブ | |
| 日本フットボールリーグ(JFL) 2007 |
|---|
|
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