沢田聖子
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沢田 聖子(さわだ しょうこ、1962年3月13日 - )はシンガーソングライターである。東京都出身、血液型:B型。文化女子大学短期大学部生活造型学科卒業。
フォークソング歌手としての活動を基盤に、他の歌手への楽曲提供、レポーター、パーソナリティなど、積極的に各種芸能活動を行っている。既婚で、一時期夫の赴任先の仙台から仕事の度に上京していた時期もあった。
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[編集] 略歴
1962年東京都杉並区に生まれる。また1967年より音羽ゆりかご会に入会、童謡を歌い始める。このころから、多数のCMに子役として出演するようになり、芸能界デビューを果たした。有名な出演CMでは、今は亡き「寅さん」こと渥美清と共演したパンシロン(ロート製薬:1968年)がある。
1978年、イルカオフィスのオーディションに、ピアノの弾き語りで合格。1979年5月25日クラウンレコードから『キャンパススケッチ』でレコードデビューする。以後、音楽活動、パーソナリティ活動などを積極的に行う。
彼女が活躍を開始した1980年代初頭においては、若い女性のシンガーソングライターは希少な存在であり、ルックスも相まって男性層からアイドル的人気を得た。その反面、自作曲のリリース比率が少ないことへの批判や、年齢相応の実生活での難局を迎えたり恋愛を歌う路線変更に苦戦して一時活動を休止するなど、その後続々登場する女性アーティストが直面する問題を先んじて経験することになった。
2004年5月25日 デビュー25年を迎える。それを記念して、同年10月21日に通算26枚目となるアルバム「History2」を発売。現在も各地でコンサート活動を展開している。また、毎年冬に数日に渡り新富良野プリンスホテルにて「富良野チャペルコンサート」を開催。2005年からは佐田玲子(さだまさしの妹)とユニット「THE 4/9」を結成して活動している。
[編集] マスメディアでの活動
1989年10月よりKBS京都にてはいぱぁナイト木曜日を担当(1991年9月に一旦降板するが、1993年4月に復帰)。大人しい風貌からは想像出来ないほどの豪傑さも垣間見えるトークでリスナーの人気を博した。同番組にはシンガソングライター仲間である声優のTARAKOも度々ゲスト出演し、二人で漫才張りのやり取りを展開していた(他にも平松愛理等もゲストに登場)。
その他、NHK-FMリクエストアワーをはじめ数々のラジオ番組でパーソナリティを務め人気を博した。現在も山梨放送にて毎週土曜放送の「沢田聖子のサタデー・ジャンボリー」をはじめ、多くの番組に出演している。
[編集] 代表曲
- キャンパススケッチ(1979年)デビュー曲
- シオン(1980年)
- あなたへのバースディカード
- 卒業(1982年)
- 笑顔が好きだから(1994年)『赤ずきんチャチャ』エンディングテーマ
※オープニングテーマ『君色思い』もカバーし、ビデオソフト版で使われているが、これは、ビデオソフトの発売メーカー(キングレコード)とオリジナル版を歌っているSMAPの所属会社(ビクターエンタテインメント)が異なる等の事情から、原盤権を有するジャニーズ事務所が許可しなかったため、SMAPのバージョンのまま収録出来なかった事によるもの。 - 風になりたい(1995年)日本新都市開発CMソング
- 青空(1996年)『笑顔がいちばん!』テーマ曲、後に歌詞違いの「悲しみはいつの日も」を発表
- smile(1997年)『笑顔がいちばん!』テーマ曲
- PRESENT(1998年)『笑顔がいちばん!』テーマ曲
[編集] 外部リンク
- 沢田聖子 Official HP
- Pod the 4/9(沢田聖子、佐田玲子のPodcast)
カテゴリ: 日本のシンガーソングライター | 1962年生 | 東京都出身の人物