海線
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海線(うみせん)は、鉄道路線や道路において、2つのルートに分かれている区間のうちの海側・海沿いを通るルートや、同一路線の海側・海沿いに向かう区間を指して呼ぶ通称である。具体的には以下の例がある。
- 長万部駅~札幌駅間を室蘭本線・千歳線を経由するルート、およびその区間の通称。
- 東北本線の現行線である、岩切駅~塩釜駅~品井沼駅間のルートの通称。「利府線」を参照のこと。
- 名鉄三河線の知立駅~碧南駅間の通称。
- 同一路線のうち海沿いを走る区間の通称。
1~3については「山線」に対する対義語としての意味合いがある(それぞれに対する「海線」は、1は函館本線小樽駅経由のルート、2は東北本線の旧線である岩切駅~利府駅~品井沼駅間のルート、3は知立駅以北)。ただし、1~2の場合は「山線」と「海線」が並行する関係にあるのに対し、3は同一路線を山側と海側に区切ったものであり、「山線」の言葉の性格は異なる。
また、4の例では、信越本線の直江津~柏崎間や羽越本線などを指して「海線区間」という使われ方をすることがある。
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