深セン (駆逐艦)
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深圳(しんせん、167舰 深圳) | ||
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艦歴 | ||
起工 | 1996年 | |
進水 | 1997年 | |
就役 | 1999年 | |
退役 | 就役中 | |
要目 | ||
艦種 | 駆逐艦 | |
艦級 | 051B型(旅海型) | |
前級 | 旅滬型駆逐艦 | |
次級 | 杭州級駆逐艦 | |
排水量 | 基準排水量 | 6,100t |
満載排水量 | 6,600t | |
全長 | 153m | |
全幅 | 16.5m | |
吃水 | 6m | |
機関 | CODOG 2軸推進 | |
MTU 12V 1163TB83 ディーゼル2基 | 8,840hp | |
GT25000 ガスタービン2基 | 48,600hp | |
速力 | 30ノット | |
乗員 | 250人(士官40人) | |
武装 | 79A型56口径100mm連装砲 | 1基 |
76A型37mm連装機関砲 | 4基 | |
鷹撃83SSM4連装発射機 | 4基 | |
紅旗7(HQ-7)SAM(クロタルSAMシステム) 8連装発射機 | 1基 | |
75型240mm対潜ロケット 12連装発射機 |
2基 | |
324mm短魚雷 3連装発射管 | 2基 | |
搭載機 | Ka-28またはZ-9対潜ヘリコプター | 2機 |
レーダー | 381C型3次元対空レーダー | 1基 |
360S型対空対水上レーダー | 1基 | |
344型火器管制レーダー (100mm砲、SSM) |
1基 | |
345型火器管制レーダー (SAM) |
1基 | |
347G型火器管制レーダー (機関砲) |
2基 | |
517H-1型対空レーダー | 1基 | |
RM-1290航海レーダー | 2基 | |
FCS | ZJK-6 |
深圳(しんせん、シェンチェン、Shenzhen)は、中国人民解放軍海軍の051B型駆逐艦(NATO名:旅海型)、167艦。同型艦はない。建造は、大連造船所。052A型とされる場合もあるが、これは旅滬型駆逐艦(052型)を指すことが多い。
基本的には旅滬型駆逐艦の改良型であり、建造費用は20億人民元(1980年当時)。中国の軍艦としてステルス性を考慮した最初期の艦であると考えられている。当初、艦の前方部にVLSを装備していると考えられていたが、現実には従来型の個艦防空用ミサイルを装備するに留まっている。
技術試験艦的な要素が強く、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦を購入した杭州級、052B/C型である広州級・蘭州級を経て、051C型である瀋陽級駆逐艦(旅洲型)へと建造は移行している。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 日本周辺国の軍事兵器
- GlobalSecurity(052A型として扱われている)
- Chinese Defense Today
カテゴリ: 軍艦スタブ | 中華人民共和国の駆逐艦