熊本県立第二高等学校
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熊本県立第二高等学校 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 熊本県 |
校訓 | 自主積極 廉恥自尊 礼節協調 |
教育方針 | 学力の向上 個性の伸張 心身の鍛錬 国際感覚の育成 人権意識の高揚 理数教育の充実 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 学年制による教育 |
設置学科 | 普通科 |
専攻科 | 美術科 理数科 |
所在地・連絡先 | |
所在地 | 〒862-0901 |
熊本県熊本市東町3-13-1 | |
電話番号 | 096-368-4125 096-365-5636(fax) |
外部リンク | 公式サイト |
熊本県立第二高等学校(くまもとけんりつ だいに こうとうがっこう)は、熊本県にある公立高等学校である。
所在地は熊本市東町。熊本市の東端に位置する高校で、益城町にも近い。
周囲には健軍東小学校・東町小学校や東町中学校、熊本県立盲学校・熊本県立熊本聾学校といった公立学校のほか、熊本東警察署、健軍消防署、熊本運輸支局、熊本東税務署、自衛隊熊本病院といった公共機関に囲まれ、さらに陸上自衛隊西部方面総監部にもほど近いという環境に位置している。近年は熊本高校、済々黌高校、熊本第一高校と共に四高と呼ばれている。
開校は1962年。元は熊本城二の丸にあった旧日本陸軍の兵舎を校舎としていたが、1968年に現在の東町に移転。関係者からは一般に「二高」(または熊本二高、第二)と称される。普通科のほか、理数科・美術科といった比較的珍しい専攻科を有している。
県内の進学校としても有名で、熊本大学への合格者数では県内1,2を争う。「ミラクル第二」と呼ばれる最後の追い込みがその結果だと言われている。
最近では、対外模試の成績が済々黌高校を上回っている。また今年度の国公立大学前期合格者は200人を超え、九州一の実績をたたき出すなど、めざましい成長を続けている。
目次 |
[編集] 学校概要
- 三綱領(=大体の意味)
- 自主積極=自主的かつ積極的に勉学に取り組み、努力と忍耐の中に己を高めよう
- 廉恥自尊=恥を知り誇り高い意識を持ち、心身共に清潔で品位を持とう
- 礼節協調=お互いに礼を知り、争うこと無い学園を築こう
- 校章デザイン
- 校花でもある「竜胆」(りんどう)を意匠化した中央に「高」の文字を配する。
- 熊本県立第一高等学校(梅を意匠化した校章を用いる)とよく似た配色である。
- 制服
- 男子=黒詰襟のいわゆる学生服に、校章入りの金ボタンを着用。
- 女子=青色丸襟のブラウスに艶やかなリボン、紺プリーツスカート、冬季はこれにスカート同色の襟無しブレザーを着用。スカート、ブレザーにはうっすらとチェックの線が入っている。
- クラス編成
- 全日制
- 普通科(1~8組)8クラス
- 理数科(S組)1クラス
- 美術科(A組)1クラス
- SSH指定校としての活動
- 2003年に文部科学省が推進するスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の指定校となる。その際の支給金で理科活動を数多く行い、ノーベル化学賞受賞者の白川英樹や青色LED開発者の中村修二による講演会の主催、さらに関東での研修で茨城県つくば市の諸研究機関を見学するなど他の高校ではできない活動を展開する。
- 姉妹校
- 最寄駅・バス停
[編集] 著名な出身者
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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