燃焼系
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燃焼系(ねんしょうけい)とはサントリーフーズの飲料品『燃焼系アミノ式』のCMで流れたキャッチフレーズである。
作品中のその驚くべき運動が子供達の間では「燃焼系体操」として広く受け入れられており、外での遊びの方法として普及しているとされる[要出典]。なおこのCMはCGなどの合成は一切使用されていない。作詞・作曲はこのCMのプランナーでもある本間絹子。 PS2用ソフト『龍が如く』にもCMが登場している。
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[編集] CMの種類
- 回転少女:制服を着た少女が地面に手を突かずに延々と空転する。実演している少女と最初と最後にUPになり顔を見せる少女は別人の模様(NTV『ザ・ワイド』(3月放送)で、小田瑞穂が、このCMの女の子と紹介された際に、演技してくれと言われ、「バンザイのポーズのみ」を披露している。結局、同番組では専門家の分析などを経て、この運動が体操として可能であることは確認がとれたものの、回転している少女が誰なのかを突き止めることはできなかった)。2003年現在では、日本在住の中国雑技団のメンバーが演技していたことが明らかになっている。
- 上昇サラリーマン:スーツ姿のサラリーマンが両手で登り棒をつかみ、そのまま体を地面に平行にもちあげ、腕のみを使って登っていく(実際には体は平行ではなく斜め上方で、腕のみではなく足の反動を使っている)。これも、上記雑技団の別のメンバーが演技していた。
- くるくるピクニック:仰向けになった親が両足を上げ、その上に開脚した女の子がすわり、その状態で親の足が女の子を回転させる。
- ピラミッド高校生:十人の高校生が組体操で行われる人間ピラミッドを作り、その状態のまま長縄跳びをする。
- 逆さまお父さん:片手で逆立ちをしながらもう片方の手で犬の手綱に引かれ、前進する。
- 空転挙式:花婿が参列者たちの腕で胴上げされながら、トランポリンのように、回転しながらの大跳躍を繰り返す。
- ダブル登校:学生二人がおたがい逆方向に(空と地に足が向くように)組み合い、その状態で車輪のように横に転がり、そのまま校門に入る。
- 頭上風車:浴衣を着た父親の頭の上に、子供が腹部を支点にし回転し、そのままの状態で祭りの露店の中を歩く。バックに流れるテーマ曲も祭囃子をイメージさせるアレンジになっている。
[編集] 特記事項
- このCMソングは当初「こんな運動しなくても、これ一本」という節があったが、「逆さまお父さん」以降「こんな運動したくても、無理」に変更されている。これは、「こんな運動をしなくてもこれだけ飲んでいれば燃焼する(ので痩せる)」と解釈され、薬事法に抵触するおそれがあるため[1]と考えられている(伊藤園「花々緑茶」CMで『オリビアを聴きながら』の歌詞が変更されていたのも同様の理由とされる)。ただしサントリー側では、マンネリを避けるために歌詞を変えただけである[2]としている。
- CMソングのメロディがあまりにもミッキーマウスマーチと酷似していた為ディズニーよりクレームがつき、以降CMは放映されなくなった。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 2005年12月21日、経済産業省 産業構造審議会 第3回商務情報政策基本問題小委員会にて、別所(井上委員代理)が同趣旨の発言をしている。
- ^ 『産経新聞』 東京朝刊 2004年1月21日 19面より。
[編集] 外部リンク
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