牧野忠辰
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牧野 忠辰（まきの ただとき）は、江戸時代の大名。越後長岡藩の第3代藩主。長岡藩系牧野家宗家4代。
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| 時代 | 江戸時代前期から中期 | |||
| 生誕 | 寛文5年1月4日（1665年2月18日） | |||
| 死没 | 享保7年8月6日（1722年9月16日） | |||
| 別名 | 老之助（通称）、忠郷（初名） | |||
| 別名 | 轢軒、悦咲、成喜 | |||
| 戒名 | 大浄院朗然成喜日観大居士 | |||
| 官位 | 従五位下、駿河守 | |||
| 藩 | 越後国長岡藩主 | |||
| 氏族 | 牧野氏 | |||
| 父母 | 父：牧野忠成、母：牧野康成の娘 | |||
| 兄弟 | 忠辰、鶴千代、千姫 | |||
| 妻 | 正室：なし | |||
| 子 | 1男2女（長男：勝三郎） 養子：牧野忠寿 |
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寛文5年（1665年）1月4日、第2代藩主・牧野忠成の長男として江戸で生まれる。延宝2年（1674年）、父が死去したため、家督を継いで藩主となるが、10歳だったため、大叔父の牧野忠清による補佐を受けた。延宝7年（1679年）12月に従五位下、駿河守に叙任する。天和元年（1681年）、高田騒動で高田藩の松平光長が改易されたとき、高田城の受け取り役を務めた。
藩政においては、「諸士法制」の修正と改正による風紀の徹底、殖産興業政策、消防制度の確立など、民政に尽力している一方、学問にも興味を示し、徳川綱吉の前で講義を行なうなどして、文治の発展にも尽力した。元禄7年（1694年）12月、名を忠郷から忠辰に改めている。正徳元年（1711年）、享保4年（1719年）には朝鮮通信使の接待役を務めた。
長男の勝三郎は早世していたため、享保6年（1721年）8月25日に養子・忠寿に家督を譲って隠居し、成喜と号す。翌年8月6日、江戸で死去した。享年58。墓所：東京都大田区池上の本門寺。
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