生方恵一
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生方恵一(うぶかた けいいち、1933年3月25日 - )は、元NHKアナウンサー。1984年の「ミソラ事件」で広く知られている。NHK退職後はフリーアナウンサーとしてテレビ・ラジオ・講演等で活躍する。群馬県出身。
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[編集] 略歴
- 早稲田大学卒業後、アナウンサーとして日本放送協会に入局。
- 1970年代後半からNHK-FMにて「夕べの広場」のDJを務め、自らを「ウブウブおじさん」と称し、ダジャレを連発するおよそNHKらしからぬキャラクターで高齢者から若者までに人気を博す。
- 1984年12月31日、「第35回NHK紅白歌合戦」で総合司会を担当。いわゆる「ミソラ事件」を起こす(後述)
- 1985年、「ミソラ事件」の影響かどうかは定かではないが、大阪へ転勤になり、この年限りで退社。フリーアナウンサーとして再出発。
- 2006年5月13日公開の映画「青いうた~のど自慢 青春編~」に、司会者役で実名で出演。
[編集] ミソラ事件
- 1984年12月31日、「第35回NHK紅白歌合戦」で総合司会を担当。ラストステージを公言していた都はるみが涙のアンコールを終えた直後、得点終了に移ろうとした生方は、「いやー、本当にすばらしい、ミソラ・・・(絶句、一瞬固まる)、都さん・・・(後略)」と、都の名前を度忘れしてしまうという失態を演じた。この映像はNHKの公開ライブラリーで視聴することができる。
[編集] 主な出演番組
- おもしろ人間ウォンテッド!!
- お昼のワイドショー
- 紅白歌合戦-総合司会
- ぐんま21(群馬テレビ)
[編集] 主な著作
- 生放送だよ人生は
- 披露宴のじょうずなスピーチ実例集
- みんな軍国少年だった