白鳥哲
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白鳥 哲 しらとり てつ |
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プロフィール | |
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出生地: | ![]() |
生年月日: | 1972年3月21日 |
現年齢: | 35歳 |
所属: | 大沢事務所 |
活動 | |
活動時期: | 1998年 - |
デビュー作: | 伊佐未勇(ブレンパワード) |
代表作: | 相葉昂治(無限のリヴァイアス) 無常矜侍(スクライド) |
その他 | |
映画「ストーンエイジ」監督 実写デビュー作:立花又四郎(NHKドラマ「十時半睡事件帖」、1994年) |
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白鳥 哲(しらとり てつ、1972年3月21日 - )は、日本の声優・俳優・映画監督。文学座出身、大沢事務所所属。血液型O型。
目次 |
[編集] 経歴・人物
- 性格は温厚で感受性が強い。
- 富野由悠季原作のテレビアニメ『ブレンパワード』の主人公、伊佐未勇役で声優デビュー。以来悩み多き思春期の少年の役が多くなるが、個性の強い悪役や不良少年の役、非常にケレン味の強い役なども見事に演じている。が、毎回演じる役に飲み込まれ葛藤する事が多い。
- ブレンパワードの収録では、台本を見ずに演技する事に驚かれたらしい。舞台出身の白鳥氏には至極当然の事であった。
- 出世作はテレビアニメ『無限のリヴァイアス』(相葉昴治役)で、その重厚なストーリーと演出で大人気作品となる。しかし本人は当時ドラマや舞台を中心に活動していて、アニメなどの情報が全く入って来なかったためその事を知らず、出演声優陣のフリートークでの第一声で「これってそんなに人気あるんですか?」と言い、他の出演者からつっこまれていた。
- 上記にもある通り、役柄にのめりこむタイプ。『スクライド』で無常矜侍を演じていた時は、私生活でも自然と無常の喋り方になってしまい、本当の自分の声が分からなくなってしまったらしい。ちなみに、この無常役はよく他の出演者からモノマネされていた。
- 趣味はプラモデルで、『ブレンパワード』の勇の役を演じていた時は、ブレンのプラモデルにさわり、自分が動かしている感覚を掴んだ。
- 小学校の頃から8ミリフィルムで映画を作っていて、最近は映画監督としても注目されている。彼が監督した映画『ストーンエイジ』は、その独特なテーマ性、黒田勇樹、佐藤藍子、柴田理恵などの俳優を起用した本格的な作品となっており、各界から高く評価されている。雑誌『ぴあ』で観客投票10位。ベストシネマ賞2006年度上半期19位にランキングされたり、更にロスのハリウッドでも上映され海外でも高く評価されている。
- 2006年11月より大沢事務所に移籍。
[編集] 出演作品
[編集] テレビアニメ
- WOLF'S RAIN(奪還隊)
- OVERMANキングゲイナー(鉄道隊員A)
- 学園パトロール フィルモア(フィルモア)
- 巌窟王(ボーシャン)
- ガン×ソード(研究員)
- 機動戦士ガンダムSEED(サイ・アーガイル)
- キノの旅(男)
- 金色のコルダ~primo passo~(審査員)
- コードギアス 反逆のルルーシュ(ロイド・アスプルンド)
- 最終兵器彼女(アツシ)
- 神曲奏界ポリフォニカ(ヨキオ)
- スクライド(無常矜侍)
- 奏光のストレイン(セディ)
- 東京魔人學園剣風帖 龖(アンジー)
- テクノライズ(クラーシス)
- ドラゴンブースター(パーモン)
- 鋼の錬金術師(ケイン・フュリー)
- ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom(真田康)
- BLUE DRAGON(デスロイ)
- フルメタル・パニック! The Second Raid(ウー)
- ブレンパワード(伊佐未勇)
- 無限のリヴァイアス(相葉昴治)
- 名探偵コナン(大崎)
[編集] OVA
- 無限のリヴァイアス ライト(相葉昴治)
[編集] 劇場版アニメ
- 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(ケイン・フュリー)
- ゲド戦記(船員)
[編集] ゲーム
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.(グゥド・ヴェイア)
- スーパーロボット大戦シリーズ(伊佐未勇、サイ・アーガイル)
[編集] 吹き替え
- オースティンパワー・ゴールドメンバーズ
- オールイン 運命の愛(イム・デス)
- あの頃ペニーレインと(主人公・ウィリアム)
- ドーソンズクリークレギュラ-
- ロズウェル
- バーナビー警部 - 準レギュラ-
- ハイスクールウルフ - 準レギュラ-
- 二人はお年頃
- ベイウォッチ
- レリックハンター
- チャングムの誓い(将校)
- ひまわり(サンシク)
- トワイライトゾーン(ジョージ)
- ヤングスーパーマン(イアン)
[編集] テレビドラマ
- NHKドラマ ハチロー(西崎)
- NHKドラマ ビタミンF
- NHKドラマ レイコの歯医者さん谷内健太
- NHKドラマ 疾風のように
- NHKドラマ 十時半睡事件帖(ゲスト主役)
- NHKドラマ からくり事件帖
- NHKドラマ 人情しぐれ帳
- NHKドラマ ラジオが聞こえた日 主人公 川井アナウンサー役
- フジテレビ 青野大洋 杜の都の事件簿
- フジテレビ 桜乙女の事件帖
- テレビ東京 修善寺温泉殺人事件
- NHKドラマ 次郎長背負い富士(小富)
- NHKドラマ 昨日の敵は今日の友(末藤)
- 日本テレビ だめんず・うぉ~か~ (テレビドラマ)
[編集] 映画
- 日本の黒い夏 冤罪
- パンドラ(工藤夕貴の相手役)
[編集] 監督作品
- 映画「風になりたい」原作・音楽・監督 ゼロ映画祭賞金受賞
- 映画「8:40」 原作・監督 福井インディーズ映画祭一期一会賞 岡山持込映画祭アンコール上映
- 映画「サイレントコール」 原作・監督
- 映画「西方浄土」脚本・監督
- 映画「ストーンエイジ」 原作・監督 雑誌「ぴあ」の観客満足度ランキング10位 ベストシネマ賞上半期 19位に選ばれる。
[編集] 舞台作品
- 「あ!?それが問題だ」(主役のハムレット役に抜擢される・サンシャイン劇場/作演出・江守徹)
- 「怪談牡丹灯籠」(三越劇場)
- 「愛の森」(紀伊国屋ホ-ル)
- 「特ダネ狂想曲」(紀伊国屋ホ-ル)
- 「雨が空から降れば」(紀伊国屋ホ-ル)
- 「クロイツェルソナタ」(文学座アトリエ)
- 「幽れ窓」(文学座アトリエ)
- 「家路」(三越劇場)
- 「NEWS NEWS」(俳優座劇場)
- 「ふるあめりかに袖は濡らさじ」(三越劇場)
- 「缶詰」(紀伊国屋サザンシアタ-)
- 「阿蘭陀影絵」(三越劇場)
- 「大寺学校」(文学座アトリエ)
- 「涙の谷 銀河の丘」(新国立劇場)
- 「無頼の女房」(豊臣役・新宿シアタートップス)