真珠夫人
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『真珠夫人』(しんじゅふじん)は、菊池寛の小説。また、これを原作にした同名のテレビドラマ番組。
目次 |
[編集] あらすじ
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
大正時代。男爵令嬢、唐澤瑠璃子は敵の罠にはめられた父を救う為、同じ貴族で恋人の直也に純潔を誓って敵である荘田の妻となり復讐を果たそうとする。結婚してもなお、別れた恋人の為に処女を貫きながら生きていく女の愛憎劇。
[編集] テレビドラマ(TBS)
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テレビドラマ |
1974年9月2日から10月25日までTBS系列の花王 愛の劇場枠にて放映された昼ドラ。全40回放送。
[編集] スタッフ
- 脚本:芦沢俊郎
[編集] キャスト
[編集] テレビドラマ(東海テレビ)
2002年4月1日から6月28日の毎月曜から金曜までフジテレビ系列で放送された昼ドラ。放送時間は昼1時30分から2時まで。全65回。
[編集] 評価
小説が原作とは言うものの、後半は大幅な脚色がみられる。近年の昼ドラブームの牽引役として、その役目を果たした。
登美子が出す「たわしコロッケ」シーンが当時話題になり、流行語になった。
[編集] スタッフ
- 原作:菊池寛
- 脚本:中島丈博
- 演出:西本淳一、藤木靖之、大垣一穂(ザ・ワークス)
- 演出補:坂梨公紀
- 制作担当:谷正光
- プロデューサー:塚田泰浩、阿部謙三、鶴啓二郎
- プロデューサー補:臼井央、高橋久美子
- 広報:藤城大子、竹中麻紀
- スチール:藤平清史
- 記録:池上ゆか
- 音楽:寺嶋 民哉
- 音楽制作:インスパイア・ホールディングス
- 選曲・効果:堀尾守央
- MA:佐藤一誠
- 美術デザイン:金子幸雄
- 操作:河村義則
- 美術進行:平川恵子
- 装飾:宮野雅人
- 衣裳:高知尾博幸
- 小道具:和田浩実
- ヘア・メイク:久池智子
- 美術協力:KHKアート
- 技術:松岡良治
- カメラ:大森隆晴
- 照明:石井美宏
- 音声:中山大輔
- VE:酒井克巨
- 編集:大塚民生
- スタジオ:国際放映
- 技術協力:東通
- 協力:織田デザイン専門学校、CEST LAVIE、のざわ、石塚硝子
- 制作:東海テレビ、東宝株式会社
[編集] キャスト
- 荘田瑠璃子:横山めぐみ
- 主人公、元華族唐澤徳光の娘。家を救う為荘田勝平に嫁ぐ。
- 杉野直也:葛山信吾
- 主人公の恋人。父が経営する造船会社・東海船舶工業の資材部長。瑠璃子とは相思相愛だが、徳光が造船疑獄を国会で追究したために、父から瑠璃子との結婚を反対される。
[編集] 主題歌
- 『HE WAS BEAUTIFUL』 歌:クリスティ
- レーベル:インペリアルレコード
[編集] 漫画
漫画家さちみりほによって、『エレガンス・イブ』(秋田書店刊)で連載されていた。もう一つはドラマ版を漫画化にし、白泉社で連載された。
[編集] 備考
- 第19回 新語・流行語大賞 トップテン入賞
- スペシャル番組金曜エンタテイメント「真珠夫人 完結版~二年待って。きれいな体のままで~」2002年9月27日放送フジテレビ系
[編集] 外部リンク
[編集] 作品の変遷
TBS 花王 愛の劇場 | ||
---|---|---|
前番組 | 真珠夫人 (1974.7.9 - 1974.8.30) |
次番組 |
母の鈴 (1974.1.7 - 1974.3.29) |
二十一歳の父 (1974.10.28 - 1974.12.27) |
東海テレビ制作 昼ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 真珠夫人 (2002.4.1 - 2002.6.28) |
次番組 |
母の告白 (2002.1.7 - 2002.3.29) |
新・愛の嵐 (2002.7.1 - 2002.9.28) |
カテゴリ: 日本の小説 | 愛の劇場 | 1974年のテレビドラマ | 東海テレビのテレビドラマ | 2002年のテレビドラマ | 東宝製作のテレビ作品