砂丘
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砂丘 (さきゅう) とは、風によって運ばれた砂が堆積して出来た丘状の地形である。
[編集] 概要

砂丘 (さきゅう) とは、風によって運ばれた砂が堆積して出来た丘状の地形。砂が十分あり、風が強く、乾燥しているところに出来やすい。風の運ぶ砂によって常に少しずつ移動しており、例えば北海に面するイギリスやデンマークの海岸では町が数十年から数百年かけて複数の砂丘に埋められたり、砂丘の移動したあとに数百年前の町が現れたりすることがある。
日本では、鳥取砂丘が有名。他に静岡県浜松市の中田島砂丘、石川県河北郡内灘町付近の内灘砂丘など。
鳥取大学農学部では、砂丘緑化の研究が行われている。
[編集] 特記
- 1970年に公開されたイタリア映画『砂丘』。ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。
- フランク・ハーバートのSF小説『デューン/砂の惑星』の原題も「砂丘」の意。
[編集] 関連項目