越後湯沢温泉
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越後湯沢温泉(えちごゆざわおんせん)は、新潟県南魚沼郡湯沢町(旧国越後国)にある温泉。 ここは川端康成の名作『雪国』の舞台になった温泉町である。
越後湯沢温泉 | |
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泉質 | 単純弱アルカリ性・低帳性・高温泉の 単純温泉。32~83度。湯量は豊富。 |
主な効能 | 中風、胃腸病、外傷、婦人病、リューマチ |
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[編集] アクセス
上越新幹線で行くと、トンネルとトンネルの狭間に駅があり、『雪国』の風情を感じるヒマもない。川端康成と同じような風情を味わうには、雪国の国境の群馬県の水上駅から在来線の上越線を使い清水トンネルを抜け、土樽・越後中里と山間を縫うように走ってようやく到着してこそ、川端康成の世界に近づける。
[編集] 泉質
[編集] 効能
- 中風、胃腸病、外傷、婦人病、リューマチ
※注 : 効能はその効果を万人に保証するものではない。
[編集] 温泉街
元は静かな温泉町だったが、上越新幹線が開通してスキー客・リゾート客が押し寄せるようになり、リゾートマンションが林立。風情が失われたことを嘆く向きもある。
越後湯沢から三国峠側にゆくと静かな貝掛温泉があり、むしろこちらのほうが『雪国』の風情を残しているといえる。
[編集] 外湯
公営・民営、新旧とりどりの外湯があり、レジャー帰りの客も温泉を楽しむことが出来る。越後湯沢駅構内にも「酒風呂」コーナーがある。
- 湯沢町営浴場(財団法人 湯沢町都市施設公社):外湯めぐり券もある
- 「山の湯」(湯元共同浴場)
- 「駒子の湯」(下宿:しもしゅく)
- 「岩の湯」(湯沢フィッシングパーク近くに湧く)
- 「街道の湯」(三国街道三俣宿)
- 「宿場の湯」(三国街道二居宿)
- 「わらべの詩」(童画の父川上四郎記念越後湯沢全国童画展作品美術館)併設
- 公営:コマクサの湯(湯沢温泉ロープウェイ山麓駅2階にある)
- 民営
- 江神共同浴場、ガーラの湯、湯沢中里スパベルク、湯沢パーク、駅の中の温泉(ぽんしゅ館:酒風呂)、ゆざわ健康ランド、神立の湯、ハーブの湯
- 民営・夏季休業
- 神立高原クアハウス、岩原のんのんの湯、湯沢中里スパベルク
[編集] 周辺
- 高山植物園アルプの里
- 大源太キャニオン
- 湯沢フィッシングパーク
[編集] 歴史
保科正之編纂の「新編会津風土記」に因れば、承保3年(1076年)には既に温泉があったとされる。
温泉地としての繁栄が始まるのは上越線開業後である。
上越新幹線大清水トンネル工事を行った際、一部源泉で湯量減少や源泉枯渇が発生した。その際、昭和54年に日本鉄道建設公団により、4億4,700万円かけて集中管理システムが補償として整備された。
[編集] 関連項目
[編集] 参考図書
- 『[全国露天風呂共同湯]』昭文社 ; ISBN 4398131922 ; 2版 版 (2000/04)