上越新幹線
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上越新幹線(じょうえつしんかんせん)は、大宮駅(列車運行上は東京駅)から新潟駅までを結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の高速鉄道路線及びその列車(新幹線)である。
目次 |
[編集] 路線データ
[編集] 本線
- 区間 : 大宮駅 - 新潟駅間
- 路線距離(営業キロ) : 303.6km(実キロは269.5km)
- 軌間 : 1435mm
- 駅数 : 10駅(起終点駅含む)
- 複線区間 : 全線複線
- 電化区間 : 全線電化(交流25,000V・50Hz)
- 保安方式 : 速度検知式
- 保安装置 : ATC-2(2009年度頃にDS-ATCに移行予定)
- 運転指令所 : 新幹線運行本部
[編集] 支線(正式には上越線の一部)
- 区間 : 越後湯沢駅 - ガーラ湯沢駅間
- 路線距離(営業キロ) : 1.8km(実キロ同じ)
- 軌間 : 1435mm
- 駅数 : 2駅(起終点駅含む)
- 複線区間 : 全線複線
- 電化区間 : 全線電化(交流25,000V・50Hz)
- 保安方式 : 速度検知式
- 保安装置 : ATC-2(2009年度頃にDS-ATCに移行予定)
[編集] 概要
「上越」の名称は並行在来線の上越線(高崎駅~宮内駅間)から由来するもので、群馬・新潟両県の旧国名(上野国、越後国)に由来する。ちなみに、新潟県にはそれとは別に「上越地方」・「上越市」(上越後の意)が存在する。上越新幹線自体とは全く関係がないため、やや紛らわしい。そのうえ、北陸新幹線(長野新幹線)の長野以遠延伸時には上越市内に上越駅(仮称)が設置されることになっているため、場合によっては上越新幹線の名称のあり方そのものが議論される可能性もある。
東京~大宮間の路線名は「東北新幹線」であるが、通常は列車の運行区間に応じた路線名で呼ぶため、東京~新潟間を走行する列車については「上越新幹線」と呼ばれる。同様に、上越新幹線の大宮~高崎間に乗り入れている軽井沢・長野方面への列車については「長野新幹線(正式名称は北陸新幹線)」と呼ばれる。
群馬県から新潟県にかけての区間(高崎-長岡間)は大部分がトンネルである。また、世界有数の豪雪地帯である新潟県内を中心にスプリンクラーによる融雪設備を備えたり、新潟県内の新幹線駅に屋根を設置するなど雪害対策が入念に施されている。そのため、雪による運行上の障害は滅多な事では発生しない。平野部(関東平野・越後平野)では、大部分が高架上を走る。
1982年11月15日、大宮~新潟間が開業(当時は国鉄)。のち、東北新幹線の上野~大宮、東京~上野間の開業に伴い順次運転区間を延長した。なお、本来の計画では上越新幹線の起点は新宿であり、厳密に言えば全線が開業しているわけではない。当初の構想では新宿側が地下トンネル、大宮側が東北新幹線との二重高架とすることが考えられていた。このため新宿付近では新幹線が建設できるよう地下空間が確保されている(現在の新南口の南。高島屋タイムズスクエアの真下あたりと言われている)。ちなみに東北新幹線・埼京線の戸田公園付近から大宮付近まで並行する空き地も新宿延伸用の用地と噂されているが、公式には騒音問題を考慮して設けられた「緩衝地帯」とされており、延伸用に確保されたものではない(国鉄からJRに引き継がれた公文書でも大宮側は二重高架とすることが記されている)。現状では新宿~大宮間は基本計画の段階でストップしているが、将来的に北海道新幹線が開業、北陸新幹線が延伸すると、それら全ての列車が直通する東京~大宮間が深刻な線路容量不足となることが予想され、各新幹線計画が具体化へと進んでいるだけに、その対策が急がれる所である。それを受けて、新宿~大宮間建設の検討が与党内で行われている。
従来の東海道・山陽新幹線と違うのは、本州を横断する新幹線ということである。本州の太平洋側と日本海側を結ぶ初の新幹線という意味でも注目された。実際に東京から長岡乗継(ほくほく線開業後は越後湯沢乗継)で金沢、富山方面、新潟乗継で県北部の村上方面への連絡が便利になり、庄内地方と東京は以前より短時間で結ばれた。しかしその後の秋田新幹線の開業、2014年度に予定される北陸新幹線の金沢延伸により、上越新幹線の枝線化や上記のような名称のあり方が議論される可能性もある。
運賃計算には並行在来線の営業キロが用いられる。東京~新潟間の営業キロは333.9kmで、東京~新潟間の新幹線の実際の距離(300.8km)より1割ほど長い。ただし、大宮~熊谷間の実際の距離は営業キロ(つまり高崎線の大宮~熊谷間の距離)より長い。これは大宮を発車すると、上越新幹線新宿開業後を想定して東京発の上越新幹線列車と新宿発の東北新幹線列車が相互に支障を受けず立体交差で転線させることができるよう、約8km東北新幹線の線路と並んでいるため、この区間はほぼ北進しており、その後高崎線と平行するために西へカーブするという線形をたどっており、ほぼ北西に直線で走る高崎線の距離のほうが短いためである。
越後湯沢~ガーラ湯沢間は、冬季のみ営業する区間。新幹線車両しか乗り入れないが、法手続き上は上越線の支線である。
なお、上越新幹線の各駅のホーム長は16両編成分の長さがあるが、越後湯沢以北には12両編成までの乗り入れしか行っておらず、このためホームの端近くは現在使用されていない。
越後湯沢以南は最高速度240km/hの運転が可能であるが、越後湯沢以北は環境対策未施行のため、最高速度210km/h以上の運転が基本的にはできない(上越新幹線の総距離自体が短い上に、強力なライバル交通機関が今の所存在しないため、これ以上のスピードアップを急ぐ必要性も薄い事から、現時点での改良工事の予定はない)。また、中山トンネル掘削時に異常湧水に悩まされ続けた事から当初の予定から大きく迂回する掘削ルートに変更せざるを得なくなり、その関係で同トンネル区間内では160km/hの速度制限を受ける。
[編集] 歴史
[編集] 計画から建設まで
全国新幹線鉄道整備法の成立後初の計画として1971年、東北新幹線(東京~盛岡間)、成田新幹線(東京~成田空港間)とともに着工。当初は、5~6年ほどで全線開業の予定だったが、折からのオイルショックの影響で建設費が高騰するなど、計画は大きく乱れる。
大清水トンネル建設工事中の火災などで、多数の殉職者を出した。また、中山トンネル工事中の異常出水を止めることができず、迂回のトンネルを掘るなど工事は難航。東北新幹線(大宮~盛岡間・暫定)との同時開業は果たせず、5ヶ月遅れの1982年11月15日の開業となった。
[編集] 新潟県中越地震による影響
2004年10月23日17時56分頃(JST)に発生した新潟県中越地震により、新潟県内で4本の列車が被災し、停電などで動けなくなった。このうち、東京発新潟行のとき325号(200系K25編成・10両編成。2005年3月25日廃車)が時速約200kmで走行中、長岡駅の手前約5km、滝谷トンネル先の地点で10両中8両が脱線。1964年10月1日の東海道新幹線開業以来、日本国内の新幹線史上初の営業運転中の脱線事故となった(詳細は上越新幹線脱線事故の項を参照のこと)。
この地震の影響で越後湯沢~長岡間の線路・トンネルなどの設備が損壊し、越後湯沢~新潟間は運行できない状況となった。このため10月31日から不通区間で代行バスを運行する一方、応急補強工事(魚沼トンネルを含むトンネル5本の復旧作業、高架鉄橋の耐震補強工事)を実施し、年末年始の帰省ラッシュに間に合わせる形で2004年12月28日に全線復旧したが、復旧後も当面は越後湯沢~燕三条間で徐行など速度制限を実施する区間があるため、通常ダイヤを基準に越後湯沢以北で15分前後の遅着(下り)・早発(上り)させる特別ダイヤが編成された。なお、2005年3月1日からは通常のダイヤに戻っている。また、その他の道路交通も寸断されたため、東京国際空港と新潟空港を結ぶ航空便も臨時開設された。なお、この地震の際、新潟新幹線運輸区の乗務員は東京~越後湯沢間の乗務のために、郡山まで出た上で東京入りし乗務列車に乗り込む方法と丸の内車掌区等への一時転属などの臨時措置を行った。
[編集] 年表
- 1971年(昭和46年)11月28日 - 起工。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 大宮駅~新潟駅間開業。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 一部の「あさひ」で240km/h運転開始。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 一部の下り「あさひ」が上毛高原駅~浦佐駅間で275km/h運転開始。大清水トンネル内の下り勾配のみという限られた区間であったが1992年から運転を開始した300系のぞみの270km/h(運転開始当時)をも上回る日本一の速度を誇った。
- 1990年(平成2年)12月20日 - ガーラ湯沢駅開業。
- 2004年(平成16年)3月13日 - 本庄早稲田駅開業。全ての「とき」で240km/h運転開始。
- 2004年(平成16年)10月23日 - 浦佐駅~長岡駅間で「とき325号」が新潟県中越地震のため脱線。越後湯沢駅~新潟駅間が不通に。同年12月28日全線復旧。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 全車両の禁煙を実施。
[編集] 駅一覧
[編集] 上越新幹線
路線名 | 駅名 | 大宮からの営業キロ | 大宮からの実キロ | 接続路線 | 所在地 | |
---|---|---|---|---|---|---|
東北新幹線 | 東京駅 | 30.3 | 31.3 | 東海道本線(東海道線#、山手線*、京浜東北線#、横須賀線*)、中央本線、総武本線(総武快速線#)、京葉線、東海道新幹線、東京地下鉄丸ノ内線、東京地下鉄東西線(大手町駅) | 東京都 | 千代田区 |
上野駅 | 26.7 | 27.7 | 東北本線(宇都宮線#、高崎線*、常磐線*、山手線*、京浜東北線#)、東京地下鉄銀座線・日比谷線、京成本線(京成上野駅) | 台東区 | ||
大宮駅 | 0.0 | 0.0 | 東北本線(宇都宮線#、湘南新宿ライン#、京浜東北線#、埼京線#)、川越線、高崎線(湘南新宿ライン#)、東北新幹線(山形*・秋田新幹線*)、埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)、東武野田線 | 埼玉県 | さいたま市 大宮区 |
|
上越新幹線 | ||||||
熊谷駅 | 34.4 | 36.6 | 高崎線(湘南新宿ライン#)、秩父鉄道秩父本線 | 熊谷市 | ||
本庄早稲田駅 | 55.7 | 57.7 | 本庄市 | |||
高崎駅 | 74.7 | 77.3 | 長野新幹線#(北陸新幹線)、高崎線(湘南新宿ライン#)、八高線*、上越線、信越本線、両毛線*、吾妻線*、上信電鉄上信線 | 群馬県 | 高崎市 | |
上毛高原駅 | 121.3 | 119.1 | 利根郡 みなかみ町 |
|||
越後湯沢駅 | 168.9 | 151.4 | 上越線、北越急行ほくほく線* | 新潟県 | 南魚沼郡 湯沢町 |
|
浦佐駅 | 198.6 | 181.0 | 上越線 | 南魚沼市 | ||
長岡駅 | 240.3 | 213.8 | 信越本線、上越線* | 長岡市 | ||
燕三条駅 | 263.5 | 237.4 | 弥彦線 | 三条市 | ||
新潟駅 | 303.6 | 269.5 | 信越本線、越後線、白新線、羽越本線*、磐越西線* | 新潟市 中央区 |
[編集] 支線(上越線枝線)
駅名 | 駅間距離 (km) ※ |
接続路線 | 所在地 |
---|---|---|---|
越後湯沢駅 | 0.0 | 上越新幹線、北越急行ほくほく線* | 新潟県 南魚沼郡湯沢町 |
ガーラ湯沢駅 (臨時駅) |
1.8 | ※GALA湯沢スキー場ゴンドラリフト「カワバンガ」駅併設 |
- 接続路線の*印:線路名称上(戸籍上)はその駅を起終点あるいは経由する路線ではないが、運行上はその駅に発着している路線。
- 接続路線の#印:路線名称ではない電車・列車名称。
- ※支線のガーラ湯沢駅はスキーシーズンのみ営業。越後湯沢~ガーラ湯沢は正式には上越線。また、駅間距離としたのは、営業キロに相当する在来線区間がないため。
[編集] 運行形態
[編集] 現在の運行形態
通し運転の「とき」はおおむね1時間に2本の運行。停車駅は列車ごとに異るが、東京、上野、大宮、高崎、越後湯沢~新潟間各駅に停車するのが標準的である。「たにがわ」は全列車各駅停車である。 愛称がゾーン制になっていることを受けて駅一覧において以下で示す色分けの駅を下り側の終着駅とする。
とき |
たにがわ |
- 現行のダイヤパターンと停車駅
- 下り
東京駅 発車時刻 |
種別 | 東京 | 上野 | 大宮 | 熊谷 | 本庄早稲田 | 高崎 | 上毛高原 | 越後湯沢 | 浦佐 | 長岡 | 燕三条 | 新潟 | 終着 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12分 | (Max)とき■ | ● | ▲ | ● | → | → | ▲ | → | ● | ▲ | ● | ▲ | ● | 新潟 |
32分 | (Max)とき | ● | ● | ● | △ | △ | ● | △ | ▲ | △ | ● | ▲ | ● | 新潟 |
52分 | Maxたにがわ | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | 越後湯沢 |
- 上り
東京駅 到着時刻 |
種別 | 始発 | 新潟 | 燕三条 | 長岡 | 浦佐 | 越後湯沢 | 上毛高原 | 高崎 | 本庄早稲田 | 熊谷 | 大宮 | 上野 | 東京 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00分 | (Max)とき■ | 新潟 | ● | ● | ● | ▲ | ▲ | ▲ | ▲ | △ | △ | ● | ● | ● |
20分 | (Max)とき | 新潟 | ● | ● | ● | ▲ | ● | → | ▲ | → | △ | ● | ● | ● |
40分 | Maxたにがわ | 越後湯沢 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
●:停車 ▲:一部列車通過 △:一部列車停車 →:通過
■:時間帯によって定期列車か臨時列車として運行
※ダイヤパターン化されていない定期列車、臨時列車は掲載していない。
※東京駅の発車、到着時刻に関しては多少の違いあり。
- 号数の振り方
- とき
- 東京駅~新潟駅間:定期列車は300~353号、臨時列車は350号~390号代(但し、高崎まで「たにがわ」と連結する臨時列車は「たにがわ」の号数を使用)
- 越後湯沢駅~新潟駅間:480号・481号
- 長岡駅~新潟駅間:491号(土休日運休)
- たにがわ
- 東京駅~越後湯沢駅間:定期列車は400~429号、臨時列車は70号~90号代
- 東京駅~高崎駅間:470~477号
- 列車番号は定期列車は基本的に号数+C、臨時列車は4000、8000、9000+号数+Cである。
- また、「たにがわ」をガーラ湯沢まで延長運転する場合は、4000+号数+Cとなる。
ガーラ湯沢駅開業からしばらくのあいだ、越後湯沢~ガーラ湯沢間のみを走る「シャトル・ガーラ」が運転されていた。列車番号は92xxCが割り当てられていた。博多南線同様全車自由席で、グリーン車は閉鎖されていた。1995年頃からは運転されていない。
[編集] 列車の概要
全線通し運転が「とき」、東京~高崎・越後湯沢の区間運転が「たにがわ」と分けられている(一部臨時列車を除く)。
開業当初は東海道・山陽新幹線に倣って、「ひかり」に相当する速達タイプを「あさひ」、「こだま」に相当する各駅停車タイプを「とき」としていた。
1997年10月1日、JR東日本は、長野新幹線開業に合わせて東北・上越両新幹線の列車名を運行区間別とする愛称の再編を行った。それによって東京~新潟間の列車をすべて「あさひ」、東京~高崎・越後湯沢間の列車をすべて「たにがわ」とし、「とき」の愛称は一旦消滅した。
しかしながら、2002年12月1日のダイヤ改正では「あさひ」を廃し、「とき」の名称を5年ぶりに復活させた。その理由として、ひとつは「あさひ」の名称が長野新幹線の「あさま」と紛らわしかったこと(特に「あさま」と同じE2系を使用する「あさひ」で誤乗が見られた)、また、「あさひ」の名は朝日連峰からとられたものであるが、日本海側にあり山から日が昇る新潟県の印象と合わないという人がいたこと、および新潟県のシンボルでもある「佐渡のトキ」に由来し、かつて上野~新潟間で運行していた在来線の特急列車の列車名として親しまれた「とき」の復活を求める声が新潟県など関係機関から寄せられていたことが挙げられる。そもそも「あさま」との誤乗問題は前もって予想できたことかもしれないが、ともかく一旦「あさひ」に統一した理由は速達列車のイメージを持たせるためだったという。
[編集] 列車愛称
- とき・MAXとき(東京 - 新潟間、越後湯沢・長岡 - 新潟間)
- 上越新幹線の主力列車。東京 - 新潟間無停車の列車もあれば、一部の駅を通過するタイプ、各駅に停車するタイプと存在する(号数は全て300号代)。E4系Max(16両)で運転する列車の一部は、越後湯沢・高崎で分割・併合を行っている(越後湯沢・高崎~新潟間8両編成)。区間列車はすべて各駅停車である。
- たにがわ・MAXたにがわ(東京~高崎・越後湯沢間)
- 上越新幹線の近距離列車で、各駅に停車する。越後湯沢方面の列車(400号 - )は、全て各駅停車である。また、高崎で分割・併合する列車もある。冬季期間においては、ガーラ湯沢まで延長運転される上、東京からの臨時列車も多数運転される(途中駅通過タイプもあり)。この列車は基本的に越後湯沢以北に入線することはないが、臨時列車で東京~新潟間の「たにがわ」が運転されたことがある。
[編集] 乗務車掌区
[編集] 車両
[編集] 現用車両
- 200系…K編成、10両編成。(臨時でF編成)
- E1系…M編成、2階建て12両編成。使用列車は列車名の頭にMaxと冠する。
- E4系…P編成、2階建て8両編成もしくは2編成連結して16両編成。使用列車は列車名の頭にMaxと冠する。
[編集] 過去の車両
- 200系…E編成、F編成、G編成、H編成
- E2系…N編成8両編成、J編成8両編成→10両編成。一部の列車に投入されたこともあったが、現在の運用はない。但し、東京~高崎間は長野新幹線系統あさま号として運行。E2系は上越新幹線区間ではJ編成(東北新幹線用)、N編成(長野新幹線用)ともに走行が可能である。
- 952形・953形
[編集] その他
- 大清水トンネルは工事中に湧水に悩まされたが、それを逆手にとり1984年に「大清水」という名称で商品化されミネラルウォーターや清涼飲料水などにシリーズ化された。なお、トンネルの名前は「だいしみず」だが、こちらは全く同じ漢字でも「おいしい水」をもじり「おおしみず」と読む。
[編集] 関連項目
- 日本の鉄道路線一覧
- 全国新幹線鉄道整備法
- 田中角栄
- 「日本列島改造論」
- 東北・上越新幹線
- 1982年11月15日国鉄ダイヤ改正
- 1985年3月14日国鉄ダイヤ改正
- 建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画
- 聚楽ティエスエス
- 鉄道と政治
- 関越自動車道
- 北陸自動車道
- 2014年問題 - 北陸新幹線(長野新幹線)の長野駅~金沢駅間の延伸開業後に予想される、上越新幹線の枝線化の問題について。
[編集] 外部リンク
現行路線 |
---|
東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線(長野新幹線)/ミニ新幹線 : 山形新幹線・秋田新幹線 |
東海道新幹線・山陽新幹線・九州新幹線 |
整備新幹線 |
北海道新幹線・東北新幹線・北陸新幹線・九州新幹線 |
基本計画線 |
北海道新幹線・北海道南回り新幹線・羽越新幹線・奥羽新幹線・中央新幹線・北陸・中京新幹線 |
山陰新幹線・中国横断新幹線・四国新幹線・四国横断新幹線・東九州新幹線・九州横断新幹線 |
未成線 |
成田新幹線 |
現行列車 |
はやて・やまびこ・なすの・とき・たにがわ・あさま/新幹線直行特急 : つばさ・こまち |
のぞみ・ひかり(ひかりレールスター)・こだま・つばめ |
廃止列車 |
あさひ・あおば |
営業用車両 |
0系・100系・200系・300系・400系・500系・700系・N700系・800系・E1系・E2系・E3系・E4系 |
試験用車両 |
1000形・951形・961形・962形・WIN350・STAR21・300X・FASTECH 360 S・FASTECH 360 Z・軌間可変電車 |
事業用車両 |
911形・912形/ドクターイエロー・East i |
車両形式・記号 |
車両形式・編成記号 |
車両基地・車両工場 |
新幹線総合車両センター・盛岡新幹線車両センター・新潟新幹線車両センター・長野新幹線車両センター・山形車両センター・秋田車両センター 東京第一車両所・東京第二車両所・三島車両所・浜松工場・名古屋車両所・大阪第一車両所・大阪第二車両所・大阪第三車両所 博多総合車両所・川内新幹線車両センター |
元となる計画 |
日本の改軌論争・東海道新線・弾丸列車 |