越後湯沢駅
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越後湯沢駅(えちごゆざわえき)は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢2427番地1にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅。
越後湯沢温泉、苗場スキー場などの観光資源を抱えており、上越新幹線「とき号」の多くが停車する他、東京~越後湯沢の区間運行「たにがわ号」も約1時間おきに発着する。
また北越急行ほくほく線経由の特急「はくたか」が六日町駅から当駅まで乗り入れ、首都圏と北陸とを結ぶ乗換駅の役割を有している。
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[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 丘陵地の東斜面に位置する。
- 終日社員配置駅。駅弁も販売されている。
- 斜面にある駅舎のため、東口側は橋上駅、新幹線ホーム下の西口は2階建ての高架駅という変則構造になっている。
- 地平部の上越線ホームは、相対式2面3線、島式1面2線の計3面5線となっている。
- 在来線
- 地上部(1階)の在来線は島式ホーム2面4線と対向式ホーム1面1線の計5線。
- 新幹線
- 高架部3階の上越新幹線ホームは、通過本線を挟んで島式ホーム2面4線。
- 駅構内には、みどりの窓口、自動券売機、びゅうプラザ(旅行センター)、待合室、NEWDAYS、土産店、立食いそば店等がある。
- 駅ビル「CoCoLoゆざわ」内には土産品店、レストラン等の他、日本酒をテーマにしたアミューズメント施設「ぽんしゅ館」がある。
- 尚、2004年10月1日にJR東日本新潟支社管内の駅ビルを運営する「トッキー」「越後ステーション開発」の2社が合併したのに伴い(存続会社はトッキー)、管内3駅の駅ビルの愛称は「CoCoLo(ココロ)」に改称された。「CoCoLoゆざわ」の旧称は「プラトーゆざわ」(越後S開発が運営)。
- 2006年度中に自動体外式除細動器(AED)設置予定。
- のりば
0 | ■ほくほく線 | 六日町・十日町・犀潟・直江津方面 |
1 | ■ほくほく線特急『はくたか』(一部上越線) | 直江津・富山・高岡・金沢・福井・和倉温泉方面 |
2・3 | ■上越線 | 六日町・小出・越後川口・長岡・新潟方面 |
4 | ■上越線 | 越後中里・水上・沼田・渋川・新前橋・高崎・熊谷・大宮・上野方面 |
11 | ■上越新幹線 | ガーラ湯沢・高崎・熊谷・大宮・東京方面 |
12 | ■上越新幹線 | 浦佐・長岡・燕三条・新潟方面 |
13・14 | ■上越新幹線 | 高崎・熊谷・大宮・東京方面 |
[編集] 利用状況
- 1日平均の乗車人員 2,760人(2005年度)
この乗車人員には上越新幹線と「はくたか」等在来線を乗り継ぐ乗客の数は基本的に含まれない。そのため、実際のこの駅の鉄道利用者数よりも大幅に少ない数になっている。
越後湯沢駅は2014年度の北陸新幹線の長野駅~金沢駅間の開業の時点で、関東と北陸地方との連絡駅としての役割を事実上終える為、これらの数値に表れない駅利用者数は大幅に減少すると予測されている。
[編集] 駅周辺
- 周辺は越後湯沢温泉を抱える温泉街の中心地。旅館・ホテル・マンションが立地する。駅前から温泉街が広がっており、在来線のみの駅では珍しくないことなのだが、新幹線停車駅では越後湯沢駅のほかには熱海駅くらいで珍しいケースである。
[編集] 東口側
- 国道17号
- 湯沢町役場
- 湯沢郵便局
- 町立湯沢病院
[編集] 西口側
- 湯沢グランドホテル
- 湯沢ニューオータニホテル
- 湯沢温泉ロープウェイ
- 湯沢東映ホテル
- 湯沢高原アルプの里
[編集] 歴史
- 1925年11月1日 - 上越北線・塩沢~越後湯沢間開通の際に開設。
- 1931年9月1日 - 上越線・水上~越後湯沢間が開通し、全通。同時に水上~石打間が電化。
- 1964年9月24日 - 上越線・越後中里~越後湯沢間が複線化。
- 1964年11月30日 - 上越線・越後湯沢~赤坂信号場間が複線化。
- 1982年11月15日 - 上越新幹線・大宮~新潟間が開通。
- 1990年12月20日 - 上越新幹線支線・越後湯沢~ガーラ湯沢間が開通。
[編集] 駅弁
かつては石打駅でも駅弁を販売していた川岳軒と長岡駅の業者である長岡浩養軒の駅弁が購入できる。
- いか味付めし
- いくらたらこめし(川岳軒)
- いくらめし(川岳軒)
- かにずし(川岳軒)
- くるみ山菜ずし(川岳軒)
- 駒子弁当(川岳軒)
- 旬の風
- 長者弁当
- 日本海さけかに合戦
- ほくほく弁当(川岳軒)
- ほたて舞
- まいたけ弁当
- 松茸めし
- まんぷく釜めし
- 雪国の五目弁当
- 雪国弁当(川岳軒)