選球眼
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選球眼(せんきゅうがん)とは、野球において、四球を選び見極める力、ストライクの球かボール球かを見分ける力のこと。一般に「選球眼が優れている」とは投手の投げる際どいボール球を見切り、打者にとって有利なカウントを整えられる選手のことを指す。しかし、選球眼そのものは目に見えないもので、能力を示す言葉であることから、「これだ」と断定出来るような、はっきりとした定義は存在していない。
選球眼の良い選手には強打者が多いが、これは選手本人の能力以上に、投手がそういう選手に対しては往々にして慎重に攻めるために四球が増える傾向にあることも大きい。そうした打者の通算成績では、出塁率と打率の差が1割を超えている。
[編集] 選球眼のいいとされる選手(一例)
[編集] 日本
- 小笠原道大(北海道日本ハムファイターズ~読売ジャイアンツ)
- 和田一浩(西武ライオンズ)
- 福留孝介(中日ドラゴンズ)
- 金本知憲(広島東洋カープ~阪神タイガース)
- 片岡篤史(元日本ハムファイターズ~元阪神タイガース)
- 松井秀喜(読売ジャイアンツ~ニューヨーク・ヤンキース)