銀河帝国
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銀河帝国(ぎんがていこく)とは、スペースオペラなど宇宙を舞台にしたSF作品にしばしば登場する概念である。宇宙文明の一種で、カルダシェフの定義によれば、III型文明の中に入る。
その名の通り、銀河系をあまねく支配・統治している帝国を指すことが多い。当然、皇帝がその支配者である。
作品によっては人類だけによる帝国もあれば、複数の種族からなる帝国も存在する。
銀河帝国が登場するような作品では既知宇宙内の国家機構が銀河帝国のみである場合もあるが、並立する国家機構が存在する場合、「~連邦」、「~連合」、「~共和国」などの自由民主主義国家であることを標榜する名称であることが多い。 大抵の場合は帝国とは銀河を2分する敵対勢力である。
[編集] 関連作品
- アイザック・アジモフ 『銀河帝国興亡史(ファウンデーション)』
- エドモンド・ハミルトン 『スターキング』『スターキングへの帰還』
- アーサー・C・クラーク 『銀河帝国の崩壊』(原作者によるリメイク版は『都市と星』)、『悠久の銀河帝国』
- フランク・ハーバート デューンシリーズ
- ジョージ・ルーカス 『スター・ウォーズ』…銀河帝国 (スター・ウォーズ)
- 田中芳樹 『銀河英雄伝説』…ゴールデンバウム朝銀河帝国、ローエングラム朝銀河帝国
- 笹本祐一 『ARIEL』
- 栗本薫 『新・魔界水滸伝』
- 新城カズマ 『ジェスターズ・ギャラクシー』
- SFシミュレーションゲーム 『シュヴァルツシルト』 シリーズ
- 聖悠紀 『超人ロック』
- 森岡浩之 『星界の紋章』、『星界の戦旗』…バール・フリューバル(アーヴによる人類帝国)