長崎県立大学
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長崎県立大学
大学設置 | 1967年 |
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創立 | 1947年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 長崎県公立大学法人 |
本部所在地 | 長崎県佐世保市川下町123 |
キャンパス | 本部キャンパス |
学部 | 経済学部 |
研究科 | 経済学研究科 |
ウェブサイト | 長崎県立大学公式サイト |
長崎県立大学(ながさきけんりつだいがく、英称:Nagasaki Prefectural University)は、長崎県佐世保市川下町123に本部を置く日本の公立大学である。1967年に設置された。大学の略称は県大。
目次 |
[編集] 概観
[編集] 建学の精神(校訓・理念・学是)
大学設置時の名称に見られるように、国際的識見を持った経済人を育成することを理念としている。詳細は長崎県立大学HP「建学の理念」参照。
[編集] 教育および研究
全国の経済学部の中でも早い時期から流通の分野を専門の学部を置いて大きく取り扱っている大学である。また地元佐世保の商店街の取り組みもあり、地方経済や地域再生の分野にも力を入れている。
[編集] 学風および特色
地元である長崎県の出身者が多いが、少ないながら東北や北海道といった遠隔地の出身の学生もいる。
[編集] 沿革
[編集] 略歴
長崎県立大学は1947年に設立された長崎県立女子専門学校を起源にしており、設立当初より経済学を扱う高等教育機関であった。
[編集] 年表
- 1947年 長崎県立女子専門学校の設立。
- 1950年 戦後の学制改革により新制大学上の短期大学となり、長崎県立女子短期大学に改称。
- 1951年 長崎県立佐世保商科短期大学の設立。
- 1957年 長崎県立佐世保商科短期大学と長崎県立女子短期大学が統合して男女共学の長崎県立短期大学が設立。
- 1967年 大学に昇格し長崎県立国際経済大学の設立(経済学部経済学科)。
- 1968年 国際文化経済研究所を附置。
- (1969年 長崎県立女子短期大学の再設立(1999年募集停止、同年県立長崎シーボルト大学設立))。
- 1991年 長崎県立大学に改称(経済学部経済学科・流通学科)。
- 1993年 大学院経済学研究科(修士課程)を設置。
- 2001年 NICEキャンパス長崎に参加。
- 2005年 独立行政法人化(県立長崎シーボルト大学とともに長崎県公立大学法人による設置運営へ移行)。流通学科を流通・経営学科に改称、地域政策学科の新設。
- 2008年 県立長崎シーボルト大学と統合予定。新大学名長崎県立大学。
[編集] 基礎データ
[編集] 所在地
- 本部キャンパス(長崎県佐世保市川下町)
[編集] 象徴
[編集] 学章
「鵬」をデザインしたものであり、長崎県立国際経済大学開学の折に考案された。これにちなんで同窓会や学園祭の名称も鵬の名を冠している。
[編集] 学歌
- 『長崎県立大学学歌』(作詞:溝上恵介 作曲:西村雄二)
昭和45年に全学投票により選定された。
[編集] 教育および研究
[編集] 組織
[編集] 学部
- 経済学部
- 経済学科
- 地域政策学科
- 流通・経営学科
[編集] 大学院
- 経済学研究科(修士課程)
- 産業経済・経済開発専攻
[編集] 附属機関
- 附属研究所
- 国際文化経済研究所
- 図書館
- 図書情報センター
[編集] 学生生活
[編集] 文化会・体育会
長崎県立大学では、学生の課外活動を行う団体を大きく分けて文化会と体育会として 承認している。文化会と体育会のいずれのサークルも設立時は同好会としてスタートする。その後、 一定の手続きを経て、部として昇格する。一般的に部と同好会との違いは活動費、部室の保有の有無 がある。
[編集] 鵬祭
学園祭は毎年11月に行われており「鵬祭(おおとりさい)」という名称である。
[編集] スポーツ
- アメリカンフットボール部の愛称はマリンズである。マリンズのスペルは千葉ロッテマリーンズと同じである。
[編集] 大学関係者と組織
[編集] 大学関係者組織
[編集] 鵬友会
長崎県立大学の同窓会である。
[編集] 施設
[編集] 本部キャンパス
- 使用学部:経済学部
- 使用研究科:大学院経済学研究科
- 使用附属施設:国際文化経済研究所、図書情報センター など
- 交通アクセス:
正門からキャンパス内を縦断するようにクスノキ並木があり、大学の広報の写真にもよく用いられている。上記以外にもスポーツ関連やサークル関連の施設が存在する。
[編集] 学生会館
学生会館は生協関連の施設や一部のサークルの部室、合宿所として利用されている。
[編集] 学生食堂
学生会館内には生協の運営する生協カフェテリアがあり、昼休みには非常に混雑する。このため生協では混雑の緩和のため学内電子マネーの利用を求めており、昼休みに現金で支払う利用者からは20円の手数料を徴収している。
[編集] 駐車場
長崎市ほどではないが佐世保市も坂が多い街であり、多くの場合において人力である自転車では困難な坂が存在する。そのため、学生のバイク・自動車の利用率が高く、これらを所有している学生が自転車を所有している学生よりも多いようである。また、以前は駐車場の不足やキャンパス内の安全確保のために自動車の構内乗り入れ・駐車が厳しく制限されていたため、近隣のスーパーや金融機関の駐車場に駐車してしまう学生が絶えなかったが、現在では旧体育館の敷地をそのまま駐車場にし、駐車スペースを確保したことにより問題はある程度緩和している。
[編集] 公式サイト
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