阿難
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阿難陀 (Aananda) | |
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尊称 | 仏教第三祖 |
生地 | インド |
宗派 | (原始仏教) |
師 | 摩訶迦葉 |
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基本教義 |
縁起、四諦、八正道 |
三法印、四法印 |
諸行無常、諸法無我 |
涅槃寂静、一切皆苦 |
人物 |
釈迦、十大弟子、龍樹 |
如来・菩薩 |
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部派・宗派 |
原始仏教、上座部、大乗 |
地域別仏教 |
インドの仏教、日本の仏教 |
韓国の仏教 |
経典 |
聖地 |
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阿難 (あなん、aanandaアーナンダ、आनन्द (sanskrit))は、釈迦の従弟で、様々な経典に悪人として描かれている提婆達多の弟。十大弟子の一人で「多聞第一」と言われている。「阿難陀」とも書くことがある。nandaは歓喜・慶喜という意味がある。
出家後、釈迦が死ぬまで25年間常に近侍し、身の回りの世話も行っていた。そのため教説を最もよく記憶していたので、第1回の経典結集の時には彼の記憶に基づいて釈迦の教えを口述し、経典が編纂されたという。
釈迦生存中には悟っていなかったので、結集の口述が出来ない立場にあったが、最も多く聞いていたため、急遽、摩訶迦葉(まかかしょう)が指導を続け、その疲れで寝具に倒れ込む時に忽然と悟ったので、経典結集に間に合ったという。120歳まで生きたとされる。
[編集] 関連項目
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