養老駅
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養老駅(ようろうえき)は、岐阜県養老郡養老町鷲巣白石道にある近畿日本鉄道養老線の駅。よく誤解されるが、養老町の中心は隣の美濃高田駅周辺である。
第2回「中部の駅百選」選定駅。
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[編集] 駅構造
単式・島式の複合型2面3線、いわゆる国鉄型配線による行違・折返可能な地平駅。駅舎(改札口)は単式の下りホーム側にあり、島式の上りホームへは大垣寄りの構内踏切で連絡している。
1919年(大正8年)に改築された現駅舎には擬洋風建築の影響が見られる。便所は男女別の汲み取り式。
- のりば
- 大垣・揖斐方面
- 桑名・大阪・名古屋方面(通常はこのホームのみ使用)
- 桑名・大阪・名古屋方面(当駅折返し列車用。この他大垣行き始発列車も発着する)
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果によると、1日の利用客は747人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、266位。
- 養老線の駅(27駅、桑名駅含む)の中では、14位。
- 岐阜県内の近鉄の駅(22駅)の中では、10位。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)7月31日 養老鉄道池野~養老間開通時に、終着駅として開業。
- 1919年(大正8年)4月27日 養老鉄道桑名~養老間開通。途中駅となる。
- 1919年(大正8年)5月 現駅舎に改築。
- 1922年(大正11年)6月13日 合併により揖斐川電気の駅となる。
- 1928年(昭和3年)4月6日 鉄道事業譲渡により養老電気鉄道の駅となる。
- 1929年(昭和4年)10月1日 合併により伊勢電気鉄道養老線の駅となる。
- 1936年(昭和11年)5月20日 分離譲渡により養老電鉄の駅となる。
- 1940年(昭和15年)8月1日 合併により参宮急行電鉄の駅となる。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道との合併により関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 南海鉄道(現在の南海電気鉄道の前身)との合併により近畿日本鉄道の駅となる。