高津川
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高津川 | |
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水系 | 一級河川 高津川水系 |
延長 | 81 km |
水源の標高 | 960 m |
平均流量 | 51.8 m³/s 高角観測所 2000年 |
流域面積 | 1,090 km² |
水源 | 島根県吉賀町 |
河口(合流先) | 益田港(島根県) |
流域 | 島根県 |
高津川(たかつがわ)は、島根県西部を流れる一級河川高津川水系の本流。
目次 |
[編集] 地理
島根県鹿足郡吉賀町田野原に源を発し、鹿足郡津和野町日原、益田市を経由して日本海に注ぐ。
一級河川で唯一、支流を含めてダムが一切無い清流として有名。中上流域では毎年鮎釣りが盛んである。毎年6月に吉賀町で「水源祭り」が、8月第1土曜日に益田市で「水郷祭」が行われる。 日本唯一の「放し鵜飼」としてカワウを使う漁があったが平成になってする人がいなくなった。
[編集] 歴史
戦国武将毛利元就も益田藤兼から「高津川の干鮎」を献上品として貰っている。(当時は益田川と高津川は下流で合流していた)
1530年には匹見川の水域について吉見頼興と益田尹兼との間で協定が結ばれている。当時から高津川は大河として水産資源が豊富だったと思われる。
江戸時代にはアユを争って向横田と横田の漁師が殴りあいの喧嘩をし危うく津和野藩が体裁に入る逸話が残されている。
毎年5月第2週の日曜日は、全一斉河川掃除が早朝5時から行われる。
2006年(平成18年)2月に、河川法に定められ河川整備の百年の計となる「河川整備基本方針」が策定され、国土交通省等により鋭意改修が続けられている。
[編集] 伝説
田野原の一本杉に出雲から逃げてきたヤマタノオロチの魂が宿り、水が沸いて高津川となる。
地元・有綱には4mを越す大蛇が地元の戦国武将・長嶺氏によって退治された逸話や日原の下瀬頼豊が川に潜った大蛇を追い払う逸話が残る。
[編集] 流域の自治体
[編集] 主な支流・分流
- 高尻川
- 福川川
- 津和野川
- 匹見川
[編集] 主な橋梁(河口より)
- 鴨島大橋
- 高津大橋
- 高角橋
- 西益田大橋
- 神田橋
- 曽庭橋
- 旭橋