2度あることはサンドア～ル

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2度あることはサンドア～ルは、セガから発売されたミニゲーム集のテーブルゲーム。「タントアール」シリーズの3作目。

1995年に業務用のゲームとして発売。後にセガサターンに移植されている。

[編集] 概要

プレイヤーは盗賊団に盗まれたお宝を取り返すために、ゲームに挑戦して敵を追い詰めるという基本的にタントアールシリーズと同じ話。新たなミニゲームをたくさん詰め込み、音楽やグラフィックなどが格段に進化、またボイスも追加された。タントアールからの大きな違いは、各ステージにボスが存在し、ボス専用のミニゲームが存在する。

[編集] ゲームの種類

• カンフーまさつ-『乾布摩擦』

指定されたボタンを交互連打して、カンフー拳士を乾布摩擦させる。交互連打するボタンは機種によって異なり、アーケード版では方向レバーの左右、セガサターン版ではA・Cボタン。

• Man in 電車

満員電車の、乗客があふれているドアの前でボタン連打して乗客を押し込み、ドアを閉めていく。

• ライオンネル・リッチー-歌手『ライオネル・リッチー]』

2匹のライオンが巨大な肉の左右それぞれを持って取り合いをしている。その肉の中央の部分に弾を撃って穴を空けていき、肉の上端から下端まで穴を繋げて肉が左右に切れる状態にする。

• さるのタワーむれ

はしごのついた円柱状の塔を登るゲーム。左右キーで円柱を回転させ、目の前にはしごが来たらボタン連打で登って上のフロアへ行くのを繰り返す。頂上にたどり着くとクリア。

• 汗っかき氷

方向レバー（方向キー）を素早く回転させて、かき氷を作る。回転方向は時計回りでも反時計回りでも良い。前作「イチダントアール」の「一番削り」と似た内容。

• 倍ハード-ハリウッド映画『ダイ・ハード』

フロアが炎上しているビルと、その横で自動で上下移動するハンマーが表示されるので、ビルの炎上しているフロアだけを、だるま落としの要領で叩き落していく。全フロアを叩き落とすとクリア。

• わっ気合あい

だんだん大きくなる「気合」の文字を見て、文字が一番大きくなったタイミングでボタンを押す。

• 鉄球ニカルKO-ボクシングの『テクニカルKO』

振り子のように動く鉄球をパンチして、振り幅を大きくしていき、ゴングに当てる。パンチする方向と鉄球が動く方向が一致していないと振り幅は大きくならないので注意。

• 待ってGO! GO! GO!-アニメ『マッハGO!GO!GO!』

車を操作して、迷路状の道路を時間内に通り抜ける。道路には多数の信号付き交差点があるので、赤信号の交差点を避けて進み、足止めを食わないようにするのがポイント。

• キューキュー気球

まず、動物の絵の描かれた気球が移動する様子が表示されるので、それぞれの気球の絵の内容を記憶する。その後、指定された動物の気球がどれなのかを回答する。

• これモアイあれモアイ-歌謡曲『愛の水中花』のフレーズ「あれも愛、これも愛」

回転するモアイのシルエットが表示されるので、全く同じ形のものを選択肢から探して回答する。

• びみょーなトライアングル

回転する6つの三角錐が表示される。この中に1つだけ、面の色が他のものと異なるものが混ざっているので、それを当てる。

• とらえてみせマンション

マンションの窓に次々と人物のシルエットが表示されるので、泥棒のシルエットが映った窓を指定して、次々と泥棒を逮捕していく。もぐら叩きと似た内容。

• お城の上面どおーれ？

3Dで描かれた回転するお城が表示されるので、その城を上から見たときの見取り図として正しいものを選択肢から探して回答する。

• そいつはごHAT

ターンテーブルの上に多数のシルクハットが置かれている。この中のひとつにコインを入れ、テーブルを何回か回転した後で、どのハットにコインがあったのかを当てる。

• 未知とのSo Good!-ハリウッド映画『未知との遭遇』

方眼紙状のフィールドを数体のUFOが移動し、最後に消える様子が表示される。その後、指定されたUFOが消えた地点を当てる。

• 飛ぶそ～らの冒険-トム・ソーヤの冒険

画面の奥から飛行機が何体も通過していくのを見た後、その数を当てる。

• にくまんあんまんガンマン

空中に跳ね上がっているコインにピストルの弾を当ててさらに跳ね上げていく、という内容のガンシューティングゲーム。指定された高さまでコインが跳ね上がればクリア。タイミング良く連続で弾を当てると、コインがより高く跳ね上がるのがポイント。

• ドラ無冠の帝王

画面奥からいくつもドラム缶が転がってくるので、弾を当ててすべて破壊する。ただし、ドラム缶には的が描いてあり、そこに弾を当てないと破壊できない。

• 海がダイスき～！

方眼紙状のマス目の上でサイコロを転がしていき、ゴールのマスのところで魚の絵が描かれた目が上に来るようにする。

• ウオウオルーガ-当時流行した子供番組『ウゴウゴルーガ』

数体の魚が画面内をふわふわと泳ぐ様子が表示される。その時の魚の重なり方を見て、一番手前を泳いでいた魚がどれなのかを当てる。

• ハゲしいぜ！

5本の薬ビンの中に1本だけ毛はえ薬があり、それがどれなのかを当てる。ヒントとして、ビンの中身をいろいろな組み合わせで頭部にたらし、その結果、毛が生えたり生えなかったりする様子が表示されるので、それを手がかりにして特定する。

[編集] 移植版

• セガサターン版

1996年4月5日、CRI(CSK総合研究所)から発売。アーケード版と同じ内容のアーケードモード、アイテム購入などの追加要素が入っているアレンジモード、好きなゲームを選んでプレイできるフリーモードがある。

• 携帯アプリ版

セガから発売されているSoftBank用の携帯アプリ「タントアール」で、このゲームに収録されたミニゲームの一部をプレイすることができる。