7つの初期の歌曲
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《7つの初期の歌(ななつのしょきのうた、独語:Sieben frühe Lieder)》は、アルバン・ベルクの歌曲集。ベルクがまだアルノルト・シェーンベルクの弟子だった期間の1905年ごろから1908年にかけて作曲された。ベルクが作曲した歌曲は83曲に及ぶが、生前に出版したのはこの曲集と《4つの歌曲》作品2と《私の両眼を閉じてください》2作だけであり、その他の作品は死後出版された。
シェーンベルクの影響力は濃厚で否定しがたいものの、それとシェーンベルク以前のドイツ・リートの遺産とが結合されており、リヒャルト・ワーグナーの情感豊かな表現や「新しい展望」を介して、とりわけリヒャルト・シュトラウスの書法に非常に影響されている。ソプラノとピアノ伴奏のために作曲されているが、1928年には改訂され、また管弦楽伴奏版も作成された。
[編集] 構成
以下の7曲からなる。
- 夜 Nacht (詩:カール・ハウプトマン)
- 葦の歌 Schilflied (詩:ニコラウス・レーナウ)
- 夜鳴きうぐいす Die Nachtigall (詩:テオドール・シュトルム)
- 夢に見た栄光 Traumgekrönt (詩:ライナー・マリア・リルケ)
- 室内にて Im Zimmer (詩:ヨハネス・シュラーフ)
- 愛の賛歌 Liebesode (詩:オットー・エーリヒ・ハルトレーベン)
- 夏の日 Sommertage (詩:パウル・ホーエンベルク)