Digi-Key
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Digi-Key(ディジ・キー、は、アメリカ合衆国ミネソタ州シーフリバーフォールズに本拠を構える電子部品の通信販売を行う企業である。
現在、進出している国は創業国であるアメリカの他、カナダ・日本・イギリス・ドイツ・フランス・韓国・中国(香港含む)・シンガポール(進出順)がある。
[編集] 沿革
1972年 ロナルド・ストードル(創業者・現会長)が、ミネソタ大学で博士号を取得後、故郷であるシーフリバーフォールズにてアマチュア無線家や電子回路マニアを対象に電子部品を販売することを目的として創業
1982年 法人向けの販売を開始
1985年 1976年よりゼネラルマネージャーを務めていたマーク・ラーソンが社長に就任。
1995年 webサイト立ち上げ
1997年 カナダへ進出
2002年 日本へ進出
2003年 イギリスへ進出
2004年 ドイツ・フランスなどヨーロッパ各国へ進出
2005年 中国・シンガポールなどアジア各国へ進出
社名は、創業前にロナルド・ストードルがアマチュア無線用のデジタル式キーヤー『Digi-Key』を販売していたことに由来する。
日本においては、2002年の進出以来、秋葉原の電気街(特に電子部品関連店)の減少やアキバ狩り等の周辺環境悪化に伴う無用のトラブル防止のため通信販売へ移行する動きとともに、勢力を伸ばしており、電子工学関連雑誌(トランジスタ技術等)で広告を頻繁に掲載している。また、法人と個人の両方への販売を行っており、法人向けが98%を占めるが、電子工作系ホビイストにとっては、世界最大の電子部品ディストリビューターでありオライリー発行の書籍『ハードウェアハッキング大作戦』において取り上げられている。
[編集] 特徴
豊富な在庫と幅広い品揃えを実現するため、すべての発注はシーフリバーフォールズの本社に併設されている部品倉庫から発送していることを特徴とし、各国のカスタマーセンターは流通にはかかわっていない。発注は、インターネット、電話、FAXで受け付けているが、在庫確認などの利便性から、アメリカ以外の発注の大半はインターネットからである。日本サイトにおいては、後述する住所表記以外は日本語で発注でき、決済もクレジットカードあるいは銀行振込により日本円で行うことができる。(海外サイトにおいてはその国の言語と通貨になる)
カタログも各国語版が用意されており、日本版は背表紙に日章旗が描かれている。また、webサイトではパラメーター検索やデータシートへのリンク、PDF版カタログのダウンロードも提供されている。これらのオペレーションにはITが全面的に活用されている。
また欧米メーカー製の半導体の品揃えに強みがあり、この点においては、秋葉原より充実している。
発送は、UPSがアメリカで行っているため、たとえ発送先が日本国内であっても住所を英語表記する必要がある点、再配達のサービス内容が日本の一般的な宅配便とは異なる点注意が必に要である。
また、アメリカ企業であるため、カタログ中のサイズなどの表記がヤード・ポンド法が基本となっていることに注意を要する。
[編集] 外部リンク
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